フランクの過去、ポーターとなる前の素性
運転技術に精通し、銃器の扱いも格闘術も超一流。人目を離れて生活し、セーフハウスを所持。
船の中には隠し武器を備えるなど、およそ一般人とは思えないフランク。彼はポーターとなる前にどんな人物だったのでしょうか。
元軍人
フランクは年金で暮らす退役軍人です。
作中ではパイロットのような格好をした写真も確認出来て、作中では空中からの降下も軽々とやってのけています。
なので軍での所属はエアボーン、空挺師団のような超優秀な兵士の所属するチームの一員だったかもしれません。
ブロンズスター勲章を授与されている
ヒロインのライが秘密裏にフランクの素性を調査するシーンでちらりと写る星。
映像が暗いため判別が難しいですが、ベルトの柄からいってこれはブロンズスター勲章です。
これは作戦の中で勇敢な行動をしたもの、英雄的な戦績をあげた人物に授けられるメダル。
彼が如何に軍属の中で評価され有能であったかを示しています。
しかし優秀だったにもかかわらず何故若く引退したのか。
理由は作中で語られています。
ベストを尽くそうとしても自分に関わりのない場所からの圧力で無意味な任務になることが耐えられなかった、ということが原因のようです。
冷酷でありながら、実は優しいフランク
冷酷なまでにルール厳守
既に彼が守らなかった事を書いてはいますが、最序盤において、これが原因で銀行強盗が1人死ぬことになりました。
車の重量配分が理由で、強盗のリーダーがどうしても動かないフランクに沸を切らして殺したシーンですね。
それを見ても動じず、死体を外に捨ててからやっと車を動かし始めたシーンがありました。
これに関しては金を捨てずに仲間を捨てたのは強盗犯ですが、フランクは基本的に悪人に対してシビアな考えを持っているようです。
荷物が明らかに人間であれ、ルール厳守
フランクが荷物が生き物、大きさからいって人間であることを察したとしても、一度は荷を見ないルールに従うことを選択しています。
しかしジュースを用意するという優しさ
契約内の休憩時間、フランクは積まれた荷物であるヒロイン用にジュースを用意し、かなり優しめの口調でそれを与えています。
トイレに行きたいといわれればお人好しなまでに従い、結果逃げられているのですが。
ほとんど人を殺さないフランク
自分の車が爆破され、自分を殺そうとした犯罪組織のアジトにお礼参りに向かうフランク。
実はこの時ほとんど誰も殺していないことに気付いたでしょうか。
10人近くの敵を相手にし、明確に仕留めた相手の描写は無く、仮にいたとしても2,3人といったところでしょう。
相手はマシンガンを連射して来る中、フランクはハンドガンで敵の足、腕を撃つのみで、直接仕留めた敵がほとんどいないのです。
この様子は最終決戦直前の港、倉庫における多数との戦いでも発揮されています。フランクは必要以上の殺生はしていません。
邪魔者は置いていく、でもやっぱり捨て置けない
車を爆破され、その仕返しを達成したフランクですが、奪い返した車の中には自分の運んだ女性のライが乗っていました。
縛られた状態にあったライを、フランクは路上に放置して一度は立ち去ります。