この顔のある太陽はイギリスの幼児向けテレビ番組『テレタビーズ』でおなじみです。
日本ではあまり人気が出なかったので、知らない人もいるかもしれません。
日本での知名度はそこまで高くないですが、世界的に有名な番組なので、海外の子どもたちは大喜びだったでしょうね!
『特別狙撃隊S.W.A.T』(1975)
ティムが証拠として撮ったカセットテープをめぐって赤ちゃんたちと激しい(?)追いかけっこを繰り広げているとき、軽快で勇ましい音楽が流れていました。
この音楽はアメリカのテレビドラマ『特別狙撃隊S.W.A.T』のテーマだそうです。エンドロールに書かれていたので、わかった方も多いかもしれませんね。
『ハネムーン・イン・ベガス』(1992)
空港で仲直りをしたあと、ティムとボス・ベイビーがどうやってラスベガスに行くか困っていると、そこに光が射しエルヴィス・プレスリー(のコスプレをしたおじさん)が登場!
しかもそこかしこに大量のエルヴィス(のコスプレをしたおじさん)が……!
突然あらわれたコスプレエルヴィス集団に戸惑った方もいらっしゃるのではないでしょうか。
実はこのシーン、『ハネムーン・イン・ベガス』へのオマージュでした。
この映画では、恋人を取り返すためにラスベガスに行きたい主人公が空港でヒッチハイクをしていると、大量のエルヴィス(のコスプレをしたおじさん)がエルヴィスの聖地であるラスベガス行きの飛行機に乗せてくれるのです。
元になった作品を知っていたら噴き出してしまいそうなシーンでした!
【難易度A】知ってたらすごい!
これに気づいたあなたはいったい何者……!? 【難易度A】の過去作品、ひとつでもわかったらすごい!
『600万ドルの男』(1973)
奪われたカセットテープを取り返し、ティムがトランポリンで二階の窓に飛び上がるとき、特徴的な効果音が使われていました。
これはアメリカのテレビドラマ『600万ドルの男』の主人公であるバイオニック・マンが能力を使うときの効果音。
一度聞いたら忘れられない印象的な音でしたね!
『バットマン TVシリーズ』(1966)
映画のオープニング、パパが会社から電話を受け、ティムが銅像の頭を倒してボタンを押すと壁がひらき、二本のポールをパパとママが滑り降りていきました。
丁寧に再現されているのは『バットマン TVシリーズ』。
バットマンの相棒ロビンが出ている時代のものなので、知らない方もいるかもしれません。
こういう秘密基地のギミックは観ているだけでわくわくしますね。壁に描かれている文字も原作そっくりでリスペクトにあふれています!
『摩天楼を夢見て』(1992)
赤ちゃんが集まって会議をするシーンで、口に入れたクッキーを出すようにジンボを叱りつけたボス・ベイビーのセリフを見てみましょう。
Put that cookie down. Cookies are for closers.
引用:ボス・ベイビー/配給会社:20世紀フォックス
このセリフはボス・ベイビーの声優であるアレック・ボールドウィンが出演した『摩天楼を夢見て』から。
元の映画では、「cookie」が「coffee」になっています。「closer」とは仕事を取りまとめる優秀な営業マンのことです。
「クッキーを置け。仕事ができない部下にクッキーはない」という意味で、厳しい上司を演じたボールドウィンの役柄のセリフが元になっています。なんとも粋ですね!
実際に聞き比べてみると、ほとんど同じと言っていいくらいの再現度でしたよ!
『ホーム・アローン』(1990)
パピー・コーポレーションに行けることになったティムとボス・ベイビーが、音楽に合わせてノリノリで身支度をしている場面にもオマージュがありました。
アフターシェーブローションを顔につけたティムが思わず叫ぶところは、『ホーム・アローン』から!
子どもが活躍するドタバタコメディという共通点がある作品からのオマージュでした。楽しさが伝わってくる良いオマージュですね!
【難易度S】あなたはプロフェッショナル!
もしこれがわかったら、あなたはもはや私のボスです……!! 【難易度S】の過去作品、知っていたらあなたは天才!
『ヴォルトロン』(1984)
ボス・ベイビーとティムが初めて会話したシーンで、ボス・ベイビーはティムのぬいぐるみをおもちゃのロボットで痛めつけます。