出典元:https://www.amazon.co.jp/dp/B000VRXIG0/?tag=cinema-notes-22
あなたは12、3歳の思春期に一瞬でも「早く大人になりたい」と、思った事はありませんか?
上級生のお兄さんやお姉さんに憧れたり恋したりそんな思い出はありませんか?
「ビッグ」は主人公のジョシュが少し背が低く遊園地の絶叫マシーンに乗れなかったコンプレックスがまき起こした、不思議な体験の物語でした。
『ビッグ』(Big)は、1988年製作のアメリカ映画。
ペニー・マーシャル監督によるコメディ映画。主演のトム・ハンクスは、この作品でゴールデングローブ賞 主演男優賞を受賞。
ただのコメディに終わらない、心温まるストーリーが評判を呼んだ。
引用:https://ja.wikipedia.org/wiki/ビッグ(映画)
ある日の朝、目が覚めたら大人になっていたら…。あなたならどうしますか?たった少し「大きくなりたい」って思っただけなのに…。
今回は大人になったジョシュが子供に戻ろうと決心した理由を中心に考察していきます。
決断の遅れは致命的になる
ジョシュが遊んでいたパソコンゲームのメッセージがこの物語のキーワードにもなっていたと思います。
冒頭と終盤でジョシュは同じパソコンゲームをしていて、ゲームの最終ステージでラスボスと対決するシーンです。
「キミの決断の遅れは致命的だ」
引用:「ビッグ」/配給:20世紀フォックス
子供の姿の時には決断が遅れてゲームクリアできませんでした。
子供に戻る最後の決断をする時に、このフレーズが子供に戻るための後押しにもなったでしょう。
ゾルダーを探し出すまでの冒険
ジョシュがゾルダーに願った「大きくして」は単純に身長のことですが、まさかそれが叶うとも大人になってしまうとも思いませんよね。
とにもかくにもこのコインゲームからジョシュの不思議な冒険が始まったということです!
「大人社会」でゲームスタート
ロールプレイングゲームはゲームの中で仲間の協力や自分で考え、自分で判断をしながらクエストをクリアしていくもの。
ジョシュもまた「親友」ビリーの助けを借りながら、大人社会での冒険を次々クリアしていったと考えるとさらに面白く観ることができます。
ゲーム感覚でピンチを切り抜ける
体は大人でも頭脳は子供なので現実ではありえないことがゲームの中と映画の中ではおこります。
ジョシュは品行方正な家庭で育ったシャイな12歳の男の子です。
一方ビリーはやんちゃで大人の行動をよく観察しているませた男の子だったので、ジョシュのよき相棒になりました。
子供の発想で大人社会を生きる
秘密のアイテムのゲット