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『名探偵コナン 異次元の狙撃手』は劇場版コナンシリーズ18作目となります。
本作は原作からの伏線の回収があるなど、コナンファンにはたまらない作品ですがやはり話題となったのは「シルバーブレッド」ではないでしょうか。
本作の主役ともいえる赤井秀一にフォーカスを当て、シルバーブレッドの意味を徹底考察していきます。
シルバーブレッドとは一体何なのか…。
天敵黒の組織が赤井とコナンを恐れる理由とは一体何なのでしょう。
シルバーブレッドとは一体何なのか
劇中に登場した「シルバーブレッド」という名前ですが、実はコナンシリーズに置いて、とても重要な名前といえます。
おそらくこの先、この名が持つ重みはどんどん比重を増していくのではないでしょうか。
「シルバーブレッド」が意味するものを紐解いていきましょう。
カクテルの名前
名探偵コナンシリーズに、お酒の名前は欠かせないものとなっていますが、「シルバーブレッド」もカクテルのひとつです。
ジンをベースとするカクテルであり、ショートドリンク(ショートカクテル)に分類される。カクテル名は「銀の弾丸」という意味。
引用:https://ja.wikipedia.org/wiki/シルバー・ブレッド
かつて魔除けなどにも使用されたお酒として有名で、病を撃退する薬とされていたようです。
黒の組織を社会の病気的なものと考えると、それを撃墜する特効薬ということになります。
銀の弾丸
劇中で赤井秀一は、優れたスナイパーであるがゆえに銀の弾丸という意味の「シルバーブレッド」と呼ばれているようです。
また劇中では唯一無二の存在として表現されていますが、それほど彼のスナイパーとしての狙撃力は凄いということなのでしょう。
ちなみに劇中で沖矢昴こと赤井秀一が使用していた銃は、シェイタックM200という銃で射程は2キロにも届くといわれています。
なおこのシェイタックM200は世界トップクラスのスナイパー銃といわれているものです。
シルバーブレッドまでの伏線
劇中にはラストシーンへ向けた伏線が多く敷かれていました。
赤井さんがいてくれたら。
引用:名探偵コナン 異次元の狙撃手/配給会社:東宝
劇中のキャメルのセリフですが、赤井秀一を思い起こすことで、最後のシーンへと繋がっていくのです。
また赤井の妹である世良真純の登場も、ひとつの伏線であるといえるでしょう。
秀にぃ。
引用:名探偵コナン 異次元の狙撃手/配給会社:東宝
世良の病院でのセリフ、そしてひっそりと病室を訪れた沖矢昴の姿はラストシーンのシルバーブレッドまで繋がる伏線となっています。
黒の組織がコナンたちを恐れる理由
コナンと赤井秀一はなぜ、黒の組織から恐れられているのでしょう。
赤井秀一が内部を知る敵だから
赤井秀一は凄腕のスナイパーというだけではありません。
以前、黒の組織内部へ潜り込んでいた為に内部情報もある程度知っている存在です。
しかも、宮野明美(哀の姉)と付き合っていたということで、組織内部の重要事項を握っているかもしれません。
黒の組織にとって、これほど厄介で恐るべき存在はいないのではないでしょうか。