そのため、実の父親が生きていたことは彼女にとって大きな喜びだったことは想像できます。
デイジーにとって、今は父だけが唯一の肉親です。
家族がいたことは、デイジーの世界観が変わってしまうほどの変化です。
血の繋がりがなくても強い絆で結ばれたマリオとルイージの姿に、デイジーは家族の良さを見ました。
だからこそ、自分も家族との時間を取り戻すために異世界に残る決意をしました。
父の手助けをするため
デイジーが異世界に残った理由のもう一つは、父親の手助けをするためです。
デイジーの父親はきのこから人間の姿に戻り、ダイノハッタンの再建に取り組まなければなりません。
国民の中にはクッパを支持する者もいると考えられるので、沈静化にはかなりの労力が必要になります。
母が亡き今、父を手伝えるのはデイジーをおいて他にいません。
そのため、ルイージと離れ異世界に残る決意をしたのです。
再び助けを求めた理由
マリオたちと別れてしばらくした後、デイジーが再び助けを求めた理由は何だったのでしょうか。
クーデターが起こった
クッパは死亡しましたが、グンバなどクッパに付いていた者たちはまだ生きています。
彼らのうち誰かがクーデターを起こす、あるいは死んだはずのクッパを生き返らせようとしたとということは考えられます。
もしも争いになれば、王とデイジーだけでは力が足りません。
たった二人でクッパを打倒し、国を取り戻したマリオブラザーズの活躍は驚異的です。
そのため、デイジーがマリオ達を頼りにすることは自然なことです。
地上から誰かが攻めてきた
もう一つの可能性は、地上から人間が攻めてきた可能性です。
クッパの一件で、別の世界があることは地上人に知られてしまいました。
異世界には恐竜たちがいます。地上のよからぬ考えを持った人間からすればとても魅力的な世界です。
そうした人間達が何らかの方法で異世界への入り方を見つけ、攻め込んだ可能性はあります。
いずれの可能性にしても、マリオ達に救援を求めるような理由は何らかの争いと考えて良さそうです。
マリオ達はその後どうなったか
仮に争いになった場合、マリオ達はどうなったのでしょうか。
あらゆるステージを、その身一つでアイテムを駆使して攻略することがマリオの醍醐味。
その醍醐味のように、強化アイテムと兄弟の絆で争いを解決した姿は十分に想像できます。
ファイアフラワーのオマージュである火炎放射器や、高いジャンプを可能にするジャンプスーツ。