出典元:https://www.amazon.co.jp/dp/B087PCW6B5/?tag=cinema-notes-22
後悔するなら、クソを漏らせ!
引用:ヘヴィ・トリップ 俺たち崖っぷち北欧メタル!/SPACE SHOWER FILMS
2018年にこんなキャッチコピーとともに製作された映画、『ヘヴィ・トリップ 俺たち崖っぷち北欧メタル!』。
日本では2019年12月27日に公開。予告編の時点でSNSなど「あらすじがヤバイ!」と話題を呼び大ヒットを記録しました。
ここでは作品情報にも触れながらオリジナル曲が無かった理由やテロリストに間違えられた原因を考察していきます。
さらにヘヴィメタル大国フィンランドの抱腹絶倒のドタバタコメディに込められたメッセージも紐解いていきましょう。
オリジナル曲が無かった理由
インペイルド・レクタムにはオリジナル曲がずっとありませんでした。
なぜ、バンドメンバーたちはオリジナル曲を作っていなかったのでしょうか?
自分たちのスキルを上げていた
1つ目の理由として考えられるのは自分たちのスキルを曲をコピーすることで上げていたからでしょう。
何事もコピーや模倣から入るのはバンドにとっても同じことが言えるのではないでしょうか。
特にヘヴィメタルという音楽ジャンルの曲は高い演奏技術を求められます。
さらに曲を作るにはお決まりごとや特徴を既存の曲から学ぶ必要もあるでしょう。
そういった演奏技術の向上や曲の分析をしている段階だった可能性が考えられます。
曲のコピーをするだけで満足してしまっていた
2つ目に考えられるのが既存曲のコピーをしているだけで満足してしまっていたという理由です。
バンドメンバーはそれぞれヘヴィメタル愛に満ち溢れていました。
したがって自分の好きな曲をコピーするのは純粋に楽しいはずです。
また先述の通り、ヘヴィメタルの曲は高い演奏技術が求められるため演奏した際の達成感はひとしおでしょう。
これらの理由からコピーだけで満足してしまっていたのではないでしょうか。
自分たちの曲を評価されるのが怖かった
最後に考えられる理由として、オリジナル曲を作ることで人から評価されるのが怖かったことが挙げられないでしょうか。
自分の作ったものを他人にとやかく言われてしまうのは誰でも怖いものです。
また、最初の一歩を踏み出すのは大きな勇気がいります。
なかなかオリジナル曲を作る踏ん切りがつかずにコピー演奏を続けていたのではないでしょうか。
なぜテロリストと間違えられたのか
ノルウェーのフェスに乗り込むトゥロたちはなぜかテロリストに間違えられてしまいます。
ミーアの父がついた嘘
直接的な原因はやはりミーアの父がノルウェーの国境警備隊についた嘘でしょう。