今作でも、彼がアポカリプスについたのは人間が原因だったといえるでしょう。
その後を考察
X-MENの映画といえば、ミスティーク、サイクロップス、クイックシルバーなど多彩な登場人物が魅力的です。
今回も惜しみないキャラクターの登場がファンを熱くさせてくれました。
そんな本作のその後はどうなるのか考察していきましょう。
次回作「X-MEN ダーク・フェニックス」の内容も含まれますので、まだご覧になっていない方はご注意ください。
ウルヴァリンの伏線
劇中スコットやナイトクローラーたちは、ウルヴァリンを解放していました。
X-MENといえばウルヴァリンですが、新シリーズではカメオ的な出演をしています。
逃げ出したウルヴァリンのその後は、映画「X-MEN」で語られているのです。
シリーズを通して観ているファンには、嬉しい演出となりました。
新シリーズ4作目に繋がる
本作は新シリーズの3作目であり、次の「X-MEN ダーク・フェニックス」でシリーズは完結しています。
劇中大活躍を見せたジーンは、10年後の次回作ではダーク・フェニックスとして覚醒しているのです。
X-MENシリーズでは力を持つということが、正義なのか悪なのかを考えさせられるシーンが多数あります。
ミュータントたちはいつもギリギリの境界線に立っているのかもしれません。
MCU版でもお馴染みのクイックシルバー
クイックシルバーは双子のワンダと共に、アベンジャーズシリーズにも登場しています。
本作では生まれつきのミュータントして描かれていますが、MUC版では人体実験の末のミュータントという位置です。
MUC版で彼の命はホークアイを庇うことで最期を迎えていますが、本作とのクロスオーバーはないようです。
父親マグニートーとのその後が気になる所ですが、シリーズ最後まで息子と名乗り出ることはないのでしょう。
しかし、マグニートーが本当に穏やかな暮らしを手にした時、もしかしたら自分が息子だと名乗り出るのかもしれません。
劇中殺されてしまったマグニートーの娘ニーナは、彼の異母妹ということになります。
神の力はどこまで許されるのか
ブライアン・シンガー監督の本作品は、悪や善の本質を問いかけるような内容でもありました。
神とあがめられる力は、どこまで許されるのか。
そして、X-MENの主軸ともいえるチャールズとエリックの関係は、なかなか興味深い内容です。
完全懲悪の多いアメリカ映画に置いて、X-MENの登場人物たちは稀有な存在といえます。
本作では特にマグニートーの生き方を追っていくと、彼の魅力に気がつくのではないでしょうか。