ここで大事なことはこれがアーニャ自身の意思に基づいているということでしょう。

力はなくか細い彼女ですが、芯の部分は男性陣に負けず劣らず図太さを感じさせます。

これは演じるイリーナ・スタルシェンバウムの静謐な圧をたたえる演技があってこそです。

単なる可哀想なヒロインに終始しない強さをアーニャは誰よりも持っていました。

イヴシュキンとアーニャが恋に落ちた理由

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こうして脱出に成功したイヴシュキンとアーニャですが、2人は恋に落ちていきます。

脱出に成功し野営することになった夜、2人は愛し合う関係へと発展するのです。

ここではその理由について考察していきましょう。

命の恩人

命の恩人 大山倍達

まず前提として、アーニャにとってイヴシュキンは命の恩人なのです。

もし収容所の演習でイヴシュキンが参加を拒否していれば彼女は救われなかったでしょう。

普通に出会っていたら、この2人は恋に落ちることはなかった筈です。

でもあの命がけの状況で、我が身も省みずに自分の命を救ってくれました。

だから恋以前にまずアーニャはイヴシュキンの人間性に惚れ込んでいたのです。

邪魔者扱いしない

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2つ目にイヴシュキンは決してアーニャを邪魔者や腫れ物として扱いませんでした。

寧ろ貴重な戦力として歓迎し、情報提供をしてくれたことに感謝すらしています。

そのこともまたアーニャにとって嬉しかったのではないでしょうか。

きちんと彼女の得意分野や秀でた才能ですらも考慮に入れて信頼しているのです。

しかも他の仲間達だって決して拒絶せずに歓迎してくれています。

下手なホワイト企業よりも充実した戦力としての信頼信用が置かれているのです。

その仲間としての信頼関係こそがアーニャの求めていたものだったのでしょう。

極限状態の生存本能

そして3つ目に戦時中のピリピリした極限状態の生存本能によるものでしょう。

例えば無人島でサバイバルに追い込まれた男女は生存本能から肉体関係を持つに至るといいます。

今回の場合無人島ではないにしても、明日は我が身といういつ死んでもおかしくない状況です。

そんな四面楚歌の状況で惹かれ合った男女がすることは自分の子孫を残すことではないでしょうか。

そういう極限状態だったからこそ2人は男女の関係となることが出来たのだと推測されます。

もしこれが日常生活の中で普通に出会っていたら結ばれることはなかったでしょう。

イヴシュキンがイェーガー大佐を撃たなかった理由

Bravo Sniper War Shooterファイティングアリーナ3Dでの生存のルール:戦場シミュレータでのテロリストの射殺

ラストシーンは橋の上でイヴシュキン達とイェーガー大佐による戦車の一騎打ちとなります。

ここで見事に勝利したイヴシュキンはナチス・ドイツを撃つことも出来たのに撃ちませんでした。

果たして何故彼はここでイェーガーを撃たず、助けようとしたのでしょうか?

最後まで逃げなかった

もう逃げない。~いままで黙っていた「家族」のこと~

まずイェーガー大佐は決してラストまで逃げることがありませんでした。

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