実際に原作でも二回目の願いはウパのお父さん(ボラ)を蘇らせる願いをしています。
続編が制作され、宇宙観のスケールに広がった時に願いも大きくなっていったのかもしれません。
ブルマの願いは?
原作でのブルマの願いは素敵な恋人であり、ヤムチャと出会ったことで願いは消えています。
本作では盗まれたドラゴンボールを追っており、お金に関する願いを持っていました。
彼女は結局ドラゴンボールで願いを叶えることが出来ませんでしたが、悟空と想いは一緒だったのでしょう。
ドラゴンボールの実写は難しい
ドラゴンボールのファン層は厚く、本作は世界中から酷評を受けた実写映画化作品として語り継がれる結果となりました。
一方でハリウッド作品として観れば面白い、という声もあります。
原作者からの酷評
脚本があまりにも世界観や特徴をとらえておらず、ありきたりで面白いとは思えない内容だった。
引用:https://ja.wikipedia.org/wiki/DRAGONBALL_EVOLUTION
原作者の鳥山明もなかなか苦いコメントを出しており、自分の提案を聞き入れてもらえなかったことも明かしています。
原作者の意見を取り入れていたら素晴らしい映画になったのではないか、と思わずにはいられません。
「ドラゴンボール」のファンにとって、原作とあまりにもかけ離れた設定が不評を買ったようです。
また、脚本家のベン・ラムジーはファンに向けて謝罪の文を公表しています。
世界観を出すのが難しい作品
ドラゴンボールは世界中で大ヒットしている漫画なだけに、実写化の期待も大きかったようです。
鳥山明がキャラクターについて疑問を投げかけていました。
登場するキャラクター全ての人気が高いために、忠実に再現することが求められます。
また壮大な冒険ファンタジーなだけに、映画の中に収めるとなるとハリーポッターシリーズ並のスケールになるのかもしれません。
全三部作として観たかった作品
ファンからは酷評を受けた作品ですが、総指揮をとったティム・ヴァン・レリムが続編で孫悟空の死が描かれていることを明かしていました。
本作が三部作であったことも明らかになっており、続編のストーリー展開が気になる映画でもあります。
いつか超難関なドラゴンボールの実写化に、再度挑む監督が現れることを期待せずにはいられません。
ドラゴンボールの実写化映画
様々な意見が飛び交った映画ではありますが、迫力のあるシーンの数々はさすがハリウッド映画といえます。
小説やゲーム化もされている作品なので、比較してみるのも面白いのではないでしょうか。
原作とは違う『DRAGONBALL EVOLUTION』は、違いを楽しむという観方もあるようです。
それぞれの視点で楽しめる映画といえるかもしれません。