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【6アンダーグラウンド(ネタバレ)】メンバーがロヴァクをターゲットにした理由を考察!ロヴァクの弟を救出した理由とは?

しかし、彼らは決してそうではなくスキルがあった上で自分の決断で立ち上がっています。

つまり外側の権威ではなく内側の権威という名の自分たちの決断でこの作戦を決意したのです。

逆にいえばそういう肩書きや経歴がスキル以外に何の保証にもならないということでしょう。

ロヴァクの弟を救出した理由

そんな風に世界の為でありながらもあくまで個々の決断で立ち上がったチーム。

彼らがロヴァクの弟であるムラットを救出した理由はどこにあるのでしょうか?

善良派の人であった

傲慢と善良

1番の理由はやはりムラットが善良派の人であったことが大きかったのではないでしょうか。

上気したようにワン達がロヴァク討伐に立ち上がったのは個々人の決断によるものでした。

外側の権威ではなく内側の権威である心に従って行動することを決めたのです。

そんな彼らにとってムラットは嘘偽りなく心から国民の幸福を願っている人だったのでしょう。

ムラットの真っ直ぐな想いがワン達と重なったからこそ彼らは救おうと決めたと推測されます。

換言すればそれだけの人間性をムラットが備えていたということです。

兄弟の絆という欺瞞

2つ目にここで示されているテーマに「兄弟の絆という欺瞞」があります。

どういうことかというと、肉親の情が人生の決断において大きな障害となっているということです。

たとえ親兄弟であったとしても利害関係や目的によって離れざるを得ない時があります。

本作の場合ムラットがロヴァクと縁を切らなければ独裁政権はより悪化して国は傾いていたでしょう。

それは長い目で見た時に決していいものではなく、いつかしっかりと断たなければなりません。

そういう意味でワン達はムラットの後押しをしてあげたということではないでしょうか。

ワンの財力

お金

そして3つ目にあったのが何よりもチームの中心であったワンの財力ではないでしょうか。

ワンは本作における大富豪の象徴として描かれていますが、この設定が有効に機能しています。

彼のチームに5人が集まってきたのも根本はワンの財力があればこそです。

決して綺麗事ではなく、どんなビジネスを行うにも軍資金は必要となります。

その余裕があるからこそこうしてムラット救出に向かうことが出来るのです。

表面的には理想的なアクション映画を描いているようで設定と世界観は実に現実的でしょう。

ヒーローとビジネス

本作を見ていくと実はヒーローとビジネスの関係性について1つのモデルを示しています。

実はこれが本作に隠された裏テーマを読み解いていくことにもつながるのです。

その構造をここでは解説していきましょう。

個人事業主の集合体

カラー版 マンガでわかる 個人事業の始め方

結論からいえば、本作のヒーロー像はビジネスでいう個人事業主の集合体です。

ワンの財力とリーダーリップを中心にそれぞれ秀でた才能を持った人たちが集まっています。

そういう人たちがあくまで利害の一致を見たからこそチームを組んでいるのです。

この「個人主義に基づくヒーロー像」を定着させたのがワン達ではないでしょうか。

つまり組織が先にあってチームが組まれるのではなく個人が先にあってチームを組む図式です。