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『モンスターストライク THE MOVIE ソラノカナタ』は、2018年に公開されたアニメ映画です。
モンスターストライクシリーズの劇場版アニメ2作目であり、Webアニメ版2期の最終話から後の話を描いた作品となっております。
舞台は月の穢れと呼ばれるエネルギーを封印するため、2つに分断された東京です。
主人公はモンスターと人間の血を持つ子供のカナタで、旧東京から落ちてきたソラと出会ってからが物語は始まります。
ソラとカナタは旧東京にいるカナタの母・マナと再会するために、モンスターとの戦いに関わっていくというのが物語の流れです。
こちらでは東京に起きた災害の意味と、カナタの父親を主に考察していきます。
モンスターストライクとは
この作品を楽しむためには、モンスターストライクのことを知ると良いでしょう。
考察に入る前に事前知識を軽く説明いたします。
『モンスターストライク』は、XFLAGが配信しているiOSとAndroid用のゲームアプリです。
ゲームアプリを配信してから約2年経ってから、YouTubeでWebアニメ版が放送されるようになりました。
Webアニメ版はどこまで観たら映画を楽しめるのか
本作をより楽しむには、カナタの母であるマナが登場するWebアニメ版2期だけを観ると良いでしょう。
Webアニメ版2期では1期から2期までの主人公・レンのいる学校に、マナが転校するところから始まります。
レンはカナタの父と思われる人物なので、マナとの関わり方を見届けると考察しやすいでしょう。
また、東京に起きた災害につながる赤い月事件も描かれるので、災害に至った経緯も想像しやすいです。
赤い月事件とは
2期後半からミロクと呼ばれる世界の安定を目的に動いているモンスターが、赤い月を使って人類を滅ぼそうとした事件です。
彼女はモンスターと人間の血を持ったマナを使って赤い月をコントロールしようとしましたが、レンの手によって止められます。
レンの手で助けられたマナはミロクを撃破し、地球に落ちてくる赤い月を破壊するまでが事件の展開です。
東京に起きた災害の意味
モンスターストライクの事前知識を蓄えたところで、ここからは映画の考察に入りましょう。
本作では東京が分離して宙に浮いた旧東京と、分離されなかった新東京で分かれています。
分離するきっかけとなった災害には、どのような意味が含まれているのでしょうか。