後に『シビル・ウォー/キャプテンアメリカ』でトニーがスカウトした幼少期のピーター・パーカー(スパイダーマン)です。
映画公開後、ソニー・ピクチャーズとマーベル・スタジオが業務提携しました。
それを機にスパイダーマンがMCUに参加できることになったのを受け、後付けで作られた設定です。
ケヴィン・ファイギ(マーベルの制作社長)が語っていますし、ピーター役のトム・ホランドも同様のコメントをしています。
後付けだとしても「公式設定」といえるでしょう。
本当のラストシーンはエンドクレジットのあとに!
本作では、エンドクレジットの後に流れるシーンも見逃せません。
エンドクレジットが終わると、エージェントのコールソンが携帯で連絡を取るシーンが流れます。
場所はニューメキシコ州。突如現れたクレーターの中に彼が見つけたものは、地面にささったハンマーでした。
これはマイティ・ソーのハンマー「ムジョルニア」です!
映画未出のキャラクターや実在の人物も!
『アベンジャーズ』に登場するキャラクター以外にも、マーベルの原作コミックには魅力的なキャラクターが数多く描かれています。
実は『アイアンマン2』にはこうしたキャラクターの存在を匂わせる描写が複数あるのです。
また実在の人物が本人役として登場しています!
パスポートの名前に注目
彼がモナコに向かう際に使ったパスポートに「TURGENOV」「BORIS」の文字がありました。
ボリス・ツルゲーネフ。これはクリムゾン・ダイナモの二代目登場者の名前ですね!
モナコグランプリ出場者に注目
作中でモナコグランプリの出場者が一覧としてテレビ画面に映し出されるシーンがあります。
上から二段目にイギリス国旗とともに並んでいる名前が「CHAPMAN」だったのですが……。
こちらはマーベルコミックスのキャラクター「ユニオン・ジャック」の三代目ジョセフ・チャップマンのことではないでしょうか。
あの企業のCEOも
ハマー・インダストリーズの広大な倉庫のシーンはセットではなく、実在の会社「スペースX社」の倉庫が使われました。
スペースX社、そしてテスラ社を束ねているCEO・イーロン・マスクは、トニー・スタークのモデルだといわれています。
そのイーロン・マスク本人がモナコのシーンにカメオ出演!トニーに爽やかな挨拶を向けています。
探せば探すほど伏線が回収できる『アイアンマン2』
『アベンジャーズ』への伏線だらけの映画ともいわれている『アイアンマン2』。
『アベンジャーズ』だけでなくマーベル関連作品の様々なキャラクターを匂わせる描写が、まだまだ埋め込まれているようです。