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「アントマン&ワスプ」は「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」と「アベンジャーズ/エンドゲーム」をつなぐ重要な役割を担っています。
そして、他とは少々違ったヒーロー像が魅力の映画です。
アントマンやワスプの縮小パワーは前作を超える迫力ですが、親近感がわくそのポイントは一体何なのでしょう。
衝撃のラストシーンで、アントマンはどのように量子世界から脱出するのか、詳しく考察していきます。
抑えておくべきはMCU時系列
MCU作品の20作目となる本作品は、やはりMCU全体の時系列が重要なポイントになってきます。
まずは「アントマン&ワスプ」の時系列を確認しておきます。
「アベンジャーズ/インフィニティウォー」同時期
MCU作品は公開順に時系列がつながるような単純なものではありません。
本作品は「シビルウォー/キャプテン・アメリカ」の次に続くストーリーです。
そして「アベンジャーズ/インフィニティウォー」と全く同時期の時系列ということになります。
それを示すのがラストシーンです。
「アベンジャーズ/インフィニティウォー」でサノスが指パッチンをし、地球の人口の半分が消えていきます。
それとと同時に、劇中のピム博士やジャネット、そしてホープも消えてしまうのです。
MCU作品でもこれまでにない同時期の時系列ということになります。
魅力的な縮小能力
アントマン達の持つ縮小能力は前回を超える迫力で表現されています。しかしどこか滑稽で、親近感の湧くものです。
劇中の縮小のポイントを見てみましょう。
縮小してもパワーはそのまま
縮小すれば力も縮小するのかと思いきや、1.5cmという小型サイズでもパワーが減ることがありません。
虫のように小さなヒーローが、強力な攻撃を繰り出す様は観ていてスカッとするものです。
通常のサイズで繰り出す攻撃よりも強く見えるのは目の錯覚でしょうか。
物のサイズを変えることが出来る
前作になかった設定はワスプの戦闘参加であり、そのワスプの能力が凄いのです。
蜂の羽を持ち飛行可能であるばかりか、腕につけたブラスターは全ての物のサイズを変幻自在に変えることが出来るのです。
アントマンとワスプ以外のものが、大きくなったり小さくなったりとスピード感あふれる映像になりました。
研究所を持ち歩く
劇中で、ピム博士は自身の研究所を小型のトランクサイズに縮小し持ち運んでいます。
ありえないことが普通に描かれている点もこの映画の面白みのひとつといえます。