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ドラゴンボール史上、最高傑作との呼び声が高い本作。
前作【ドラゴンボールZ復活の「F」】より3年8か月ぶりの公開であり、平成最後のドラゴンボール映画シリーズとなりました。
前作に引き続き、原作者の鳥山明先生がキャラクターデザインと脚本を務めたこの作品。
メインキャラクターとなったブロリーの魅力が最大限に引き出されるような設定と、全く新しい人物像を描き出しています。
それではブロリーは一体どう変わったのでしょうか?
新生ブロリーの魅力を考察します!
ブロリーの魅力
生まれながらの潜在能力
また、平凡な生まれながら修行によって強くなった悟空と違って、ブロリーの誕生は異質です。
エリート階級とはいえ、飛び抜けた戦闘能力のない、大佐止まりのパラガスの息子として生まれたブロリー。
何故か未曾有の潜在能力を持っていたが為にベジータ王に疎まれ、父親と共に辺境の星に飛ばされてしまいます。
それから40年が経ち、フリーザ軍の非戦闘員チライとレモによって発見・救出されたブロリー親子。
生まれながらにベジータ以上の戦闘能力を持ち、最強のサイヤ人になりうるポテンシャルを秘めたブロリーとして育ちました。
彼は一体、どこまで強くなって帰って来るのでしょうか。
どこまで強くなる?
パラガスの指示を受けてベジータと戦いながら学習し、どんどん強くなるブロリー。
劣性となるベジータがスーパーサイヤ人ゴッドとなっても敵いません。
人間状態のまま大猿パワーを宿す技を使うブロリーに選手交代して参戦した悟空も苦戦を強いられます。
そしてやがて、本気モードのスーパーサイヤ人ブルーとなって挑みます。
さすがに後退をし始めるブロリーを見たフリーザは、怒りによって能力のリミッターを外すことを思いつきました。
そして父親のパラガスを殺害。その死体を見せつけることで覚醒を促します。
そして思惑通りに覚醒したブロリーはスーパーサイヤ人に変身するのです。
その圧倒的な強さは、スーパーサイヤ人ブルーが2人がかりでも太刀打ちできないほどでした。
その後、悟空とベジータによるフュージョン合体ゴジータの出現で討伐寸前にされてしまいます。
悟空とベジータが単体では立ち向かえないと判断したほどの無敵の強さです。
チライの願いによってドラゴンボールで惑星パンパに飛ばされ、消滅を免れたブロリー。
今まで能力をコントロールしていたパラガスを亡くした事で今後どのように成長していくのか。
その戦闘能力には無限の可能性が感じられます。
ブロリー、過去作との違い
過去作でのブロリー
「伝説のスーパーサイヤ人」といわれるブロリーですが、過去作では3度倒されています。
1度目は、死闘を繰り広げた末に自分1人の力では勝てないと思った悟空が、仲間から集めたパワーをその拳に集中して攻撃。
最後はあっけなく倒され、死んだと思われていました。