映画の雫は聖司がバイオリン作りを学ぶためにイタリアへ留学するという目標を聞きますが、自分の夢は何なのかをはっきり決めることができずにいます。

物語を書きたいという漠然としたものはあるものの、進路について姉とけんかをするなど現実との葛藤の中で思い悩んでいます。

映画「耳をすませば」では夢や目標を持つことを決して忘れてはならないことを伝えています。

映画の中で雫は夢を実現するための第一歩として聖司がイタリアから帰ってくるまでに物語を書き上げることに専念しました。

そして初めての物語を完成させ聖司のおじいさんに感想をもらい、今はもっと勉強が必要だということも理解できるようになります。

やりたいと思っていることを行動に移すことで、それまで分からなかったことが色々と見えてくるようになってきます。

またストーリーの中で雫の成績が大幅に落ちたにもかかわらず、雫が今やりたいと真剣に思っていることに両親は理解を示し後押ししてくれます。

本当にやりたいことを実現するためには真剣な心と努力が必要であり、それを示すことで周りの理解も得られるということも教えられるのではないでしょうか。

「原石」に磨きをかけることが自信につながる

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映画「耳をすませば」はやりたいことを実現し極めていくには時間がかかることを伝えてくれています。

聖司のおじいさんが雫にエメラルドが含まれた緑柱石を例えにして話す場面はとても心に響きます。

バイオリンを製作したり物語を書くということは自分の中に原石を見付けて時間をかけて磨いていくものだと語り、初めは誰でも失敗や挫折を味合うものだと教えてくれます。

夢や目標を持った若い雫や聖司を、まだ磨かれていない原石に例え自信を持つことが大切だということを伝えているのではないでしょうか。

ラストのセリフに込められた意味

「耳をすませば」のラストシーンでは中学3年生という若さの聖司が雫に「結婚してくれないか」というセリフがあります。

中学3年生のセリフとは思えない言葉ですが、若いからこそ素直で率直に感じる言葉が自然に出てくるのかもしれません。

そしてそんなダイレクトな言葉だからこそ心に印象深く残るのでしょう。

「耳をすませば」のラストのセリフにはどんな意味が込められているのでしょうか。

言いたいことを素直に伝える

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「耳をすませば」ではラストシーンでの「結婚してくれないか」の他にも空想的なセリフやロマンチックなセリフがいくつか出てきます。