人気の高い真選組なだけに、彼らの登場は嬉しい相違点といえますね。
上映中止の危険なシーンが銀魂ならでは
アニメ版「銀魂」は過去に放送中止になったことがあり、その理由は特定の個人を想起させたためというものでした。
銀魂はもとよりギリギリ感がファンにはたまらない魅力を放っているのです。
当然のことながら映画「銀魂」もギリギリの線を攻める展開の為、上映中止になる前に観た方がいいと話題になりました。
CDTVで花男
オープニングからTBSの「CDTV」をそのままパロディ化させています。
一目でわかるその構造は、完全パクリともいえる銀魂流の演出です。
更に小栗旬演じる銀時は「かーぐらっ」と、自身が出演した「花より男子」の花沢類を見事にパロディ化しています。
オープニングから、期待を持たせる演出となっているのです。
ドラゴンボールの擬音
原作にはたびたび登場しているドラゴンボールですが、映画にもしっかり登場していました。
ドラゴンボール作者である鳥山明氏を尊敬しているという空知英秋は、彼流の描き方でドラゴンボールをパロディ化していました。
妙が読み聞かせたドラゴンボールは「ばきっつ」「ドーン」と擬音のみ。
ドラゴンボールを知っている人なら、確かにと納得出来るギリギリの愛情表現といえますね。
中村勘九郎の全裸が凄い
近藤勲は原作でもかなりの露出度を誇っていますが、映画版でも衰えることなく脱いでいます。
ファンを沸かせたのは、中村勘九郎演じる近藤勲が全裸で木刀を振るシーンです。
モザイクが申し訳ない程度にかかっていますが、放送コードに引っかかるレベルではないか、地上波ではカットされるだろうとファンを沸かせました。
ガンダムのシャアに海賊王
劇中には六角精児が扮するシャア・アズナブルが、面白おかしく登場します。
見た目からして完全にアウトの状態でしたが、そのセリフももちろんパロディです。
ガンダムとアニメ版銀魂は同じサンライズ制作の為、銀魂ファンからすれば「シャアが凄い登場をしたなぁ」程度のまだまだ想定内の展開でした。
そして、見るからにゴムゴムの実の登場と海賊王になりたいわけじゃないという「ワンピース」を取り入れたセリフ。
徹底的にパロディ化するのも空知ワールドなのです。
さすがにアウト?ナウシカの登場
銀魂ファンですら「アウトでしょう」と驚いたシーンがあります。
それはジブリの名作「風の谷のナウシカ」がそのまま登場したシーンです。
ぬいぐるみのテトにメーヴェの乗り物まで登場し、ついには王蟲の名まで出しています。
ジブリをパロディ化し上映したことに、多くのファンは上映中止の前に早く劇場へ行った方がいいと足を運んだのです。