後半、原作と命の繋がり方が逆というのはガバラスによって仕組まれた罠であることが判明します。
命のつながりは、もとより原作ゲームと同じ「共存するもの」だったのです。
ゲームを知ってる人はハルを客観視できる
原作ゲームを知っている人は、一ノ国の住人と二ノ国の住人の命がつながっていることを知っています。
ユウの主張のようにアーシャとコトナの命がつながっていることを知っていれば、ミスリードに翻弄されることはないのかもしれません。
ガバラスの罠にはまっていくハルの姿を、客観的に観るという楽しみ方も出来るでしょう。
二ノ国に詳しい老人の正体
劇中に登場する二ノ国に詳しい老人は一体何者なのでしょう。
ヒントは彼の瞳の色にありました。
老人はオリバーだった
明確に明かされている訳ではありませんが、謎の人物=オリバーであるという説が有力です。
謎の老人は二ノ国の知識が豊富にあるだけでなく、魔法を使って両方の世界に行くことが出来ます。
また聖剣グラディオンを持っています。
これらの条件に合う人物は原作ゲームの主人公オリバーが考えられるのです。これは「二ノ国」ファンには嬉しい設定ですね。
瞳の色に注目
「二ノ国」を考察すると、一ノ国と二ノ国の住人のつながりは瞳の色によって表現されています。
瞳の色は共通点を示すものなのです。
それを踏まえて老人の瞳の色を見ると、オリバーの瞳の色と同一であることに気が付きます。
彼らには共通しているものがあるということです。
服装が一致する
謎の老人=オリバーという説を後押しするポイントも存在しています。
それはグラディオンを持つ老人の服です。
原作ファンなら一目でわかる青色に赤いマントの衣装は、老人がオリバーであることを物語っているのではないでしょうか。
ゲームの主人公オリバー
原作ゲームを知らないという人はオリバーとは一体誰だろう、と疑問を持つのではないでしょうか。
オリバーは原作ゲーム「二ノ国」に登場する主人公で13歳の少年です。
母を救うため二ノ国へ行きますが、結局救うことは出来ず、二ノ国の厳しさを身をもって知ることになります。
老人がオリバーの未来の姿であるなら、老人のセリフのひとつひとつに合点がいきます。
ユウが二ノ国の住人である伏線
劇中には様々な伏線が引かれていますが、物語の軸となるユウとハルの関係にも伏線が引かれていました。
野犬に襲われたとき
子供時代に犬に襲われた際に、二人は自分達が似た者同士であることを主張しています。