タイトルの意味するものについて、ロバートを通して解説してゆきます。

平等にするもの(人)

イコライザーは直訳をすると「平等にするもの(人)」という意味となります。

ロバートを取り巻く人たちは皆、努力をしているがそれぞれ周りの悪により不平等を強いられている人々。

ロバートは元CIAの経験を生かし、周囲の悪を滅することで不平等な環境を平等な環境に導いていたのでした。

なぜ赤の他人を助けるのか

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CIA時代の上司スーザンを訪ねた際にロバートはこのように言われます。

「奥さんが愛していたあなたは生きていたのね。」

引用:イコライザー/配給:ソニー・ピクチャーズエンターテイメント

この言葉から、ロバートの妻は正義感の溢れるロバートを愛していたのだと読み取ることができます。

昔から「努力をしているのに他者のせいで報われない」「許し難いことをされている善人」を見過ごすことのできない人間だったのです。

読んでいた本の意味とは?

老人と海 (新潮文庫)

ロバートは自分自身を語る際に、本から引用し現状を表現していました。

本からの引用では何を表現したかったのか解説してゆきます。

老人と海

「老人は老人、魚は魚。自分以外にはなれない。所詮。」

引用:イコライザー/配給:ソニー・ピクチャーズエンターテイメント

老人はロバート、魚は「理想の自分(CIAだった自分)」に置き換えていたのではないでしょうか。

現在は読書に耽り毎日を過ごす老人が理想を追いかけても、老人は老人のままだとネガティブな心境を語っているように受け取れます。

ロバートが自分のポリシーに背いて生活をしていることを決定づけるシーンとなりました。

騎士の登場する本

「自分を騎士だと思い込んでいるが、既に騎士のいない世界。」

引用:イコライザー/配給:ソニー・ピクチャーズエンターテイメント

ロバートは自分自身を騎士に例えて現状を表現したのではないでしょうか。

元CIAの凄腕エージェントだった自分を、アリーナを救う騎士だと思い込んでいるが既にその自分はいないと表現しているように読み取れます。

ロバートは騎士の本の話をした時にはアリーナを救いたい、開放してあげたいと正義感に火がついたことを表していたのでした。

そしてアリーナは「自分自身を歌手だと思い込んでいるが、現実には歌手ではない世界」と当てはめて考えることができたのです。

互いになりたいものがあり、なることができない現状があるからこそ、2人は共感し仲良くなることができたのではないでしょうか。

アリーナと親密になることで、ポジティブな心境に変化し始めていたといえます。

許可を求めに来た真意とは

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テディ達と闘う許可を求めてるためにスーザンを訪ねた際のロバートの真意とはなんだったのでしょうか?

なぜスーザンに許可を求めたのか、過去のシーンなどを振り返り考察してゆきます。

ロバートの葛藤

スラヴィを含む5人を殺害する直前にロバートはドアを何度も開閉するしぐさを見せていました。

これはスラヴィ一味に手を下すべきか、見て見ぬ振りをするのか最後の最後まで迷っていたのではないでしょうか。

ロバートは偽装葬儀まで行なって手に入れた平穏な日々を失うことよりも、ポリシーや亡き妻の想いを優先させたのでした。

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