出典元:https://www.amazon.co.jp/dp/B0009PIVR0/?tag=cinema-notes-22

「オペラ座の怪人」はアンドリュー・ロイド・ウェバーが作曲したミュージカルを2004年にアメリカで映画化。

ミュージカルファンなら是非とも観たい作品です。

シャンデリアに明かりが灯り時代を遡る臨場感あふれる映像は舞台では体感できないでしょう。

音楽の天使だと信じていたファントムの正体を知った時クリスティーヌはなぜ逃げようとしたのでしょうか。

ラウルが殺されそうになった時にファントムにしたキスに込められたクリスティーヌの本心とは。

モノクロに隠された2人のその後も読み取っていきたいと思います。

音楽の天使が現れた

ブロマイド写真★ジェラルド・バトラー/『オペラ座の怪人』/ファントムのアップ/【ノーブランド品】

クリスティーヌは父親が送るといっていた音楽の天使がどんな人だと思っていたのでしょうか?

地下室でその声を聞いていた

外にも出られず孤独だったファントムはオペラ座のすべての事を知り尽くしていました

自分と同じで孤独だったクリスティーヌに興味を持ちます。

クリスティーヌがいつも音楽の天使の話を祭壇の父親にしていたのも聞いていて自分が成りすましたのです。

地下室にある祭壇にお祈りをしに来るクリスティーヌに歌のレッスンをしていました。

ファントムは自分のために歌いどんどん美しく成長していくクリスティーヌは自分のものだと勘違いしていたのでしょう。

オペラ座で幼いころから音楽を聴いていた

ファントムは地下室からずっと音楽を聴いて育ち才能が磨かれていたのです。

オペラ座の怪人として劇場の支配人らを脅かし給料をもらい地下室で作曲できる環境を作ったのでしょう。

そのためクリスティーヌに音楽を教えることができていました。

音楽家の娘だから上達するのは早かったのだと思います。

クリスティーヌは音楽の天使に父親を重ねていたのでしょう。

音楽の天使の正体が明らかに

オペラ座の怪人●オリジナル・サウンドトラック [日本語版] (ピアノ・ヴォーカル・セレクション) (日本語) 楽譜 – 2005/5/30

クリスティーヌは幼いころの記憶しかないのになぜすぐにラウルのことがわかったのでしょう?

運命の再会

クリスティーヌは父親への想いとラウルへの気持ちはずっと忘れてはいなかったのです。

そしてラウルもずっと忘れられずに探していたのでしょう。

カルロッタの代わりに歌うクリスティーヌに気づき、自分がなぜオペラ座に引き寄せられてきたかを知ります。

2人はここで再会する運命だったと。

突然のライバルに怒り嫉妬するファントム

ファントムはずっと隠れて見守ってきたのになぜ姿を現そうと思ったのでしょうか?

ラウルが自分の知らない幼いころのクリスティーヌを知っていたことが悔しかったのです。

自分だけのものだと思いたかったのでしょう。

本当なら姿は見せたくなかったけれどラウルの出現に焦りを感じたのではないのでしょうか。

ラウルとの会話が聞かれていたことに何も疑問を抱かないクリスティーヌ。

怖いながらもはじめて音楽の天使に会えるのだと喜ぶのです。

もしかしたら父親と会えるのではと思ったのかもしれません。

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