薬用にも処方されますが、多量に服用すると死に至ることもあります。
フィンケルスタイン博士は毎回こんなスープを飲まされて生きているのですから、丈夫です。
なぜサリーは心を持って生まれたのか
サリーはフィンケルスタイン博士が死体から生み出した人形ですが、描写を見るに身体には落ち葉が詰まっています。
またフィンケルスタイン博士は自覚していませんが、サリーを作ったときに心を与えることに成功しているのです。
これがハロウィンタウンにちなんだ結果なのか、博士の能力なのかは明らかになっていません。
フィンケルスタイン博士の新しいパートナー
サリーと折り合いのつかない博士は、自分の姿を模して、なおかつ自分の脳を分けた「ダーリン」を創ります。
このパートナーは博士の脳みそが入っているせいなのか従順でなおかつ心があるようです。
車椅子を押してお世話していることからも博士とうまくいっているように見えます。
これでサリーが自由になるのですから、面倒を見てくれるのは大助かりです。
なぜサリーを好きになった
サリーは片思いだったジャックと最後にキスをし、結ばれて物語は終わります。
果たしていつ、ジャックはサリーの想いに気付いたのでしょうか。
最初の差し入れ
クリスマスの研究をしているジャックの家に行き、窓から差し入れの瓶を届けたサリー。
蛾のシルエットが浮かび上がるドリンクを送るという粋なはからいを見せました。
このときはまだハロウィンタウンの1人という認識で恋愛感情はなかったと思いますが、大事な最初のアピールです。
衣装を作ったとき
クリスマスの作業分担のときに、サリーはサンタの衣装制作を頼まれます。
このときもジャックには裁縫が得意な女の子、というイメージしかなかったようです。
サリーは忠告しますが、クリスマスで浮かれているジャックには伝わりません。
サンタクロースを助けたとき
サリーがウギー・ブギーに捕まっているサンタを助けようとしたことをジャックは知ります。
ここで彼女の存在がヒロインとして確立し、一気にジャックの中で大きな存在感を持つのです。
最後にサリーが、プリンセスとして報われるシーンは、見ていて胸に響くものがあります。
まとめ
ハロウィンもクリスマスもお祝いをする祝日ですが、その在り方は違います。
その違いを学び、やっぱりハロウィンが良いと自分を確認するジャックに、日常の大切さを見るのです。
つまらないと思っている日常にこそ大事なものがあると教えてくれる本作は、末永く愛される作品といえます。