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「ミニオンズ」は怪盗グルーシリーズに登場していたミニオンが主人公として描かれた3DCGアニメ映画です。
2015年に公開されましたが、そのかわいらしいキャラクターから多くの関連グッズも発売され「ミニオンズ」は世界中で大旋風を巻き起こしました。
今回はそんな「ミニオンズ」にまつわるさまざまなトリビアを紹介します。
ストーリの舞台となる英国に関する「エクスカリバー」や「ナイト」の称号についての知識や「ミリオンズ」のトリビアについて徹底解説していきます。
英国で展開するストーリー
「ミニオンズ」のストーリーは中盤あたりから舞台がイギリスへと移ります。
作品に出てくる「エクスカリバー」や「ナイト」の称号などの英国ネタに関する知識があると映画をもっと楽しむことができます。
エリザベス女王が登場
「ミニオンズ」では英国の宮殿やエリザベス女王が登場します。
コメディ感のあるドタバタストーリーが展開される映画。
ですが、そこに堅いイメージのある宮殿やエリザベス女王が登場することで違和感のあるギャップが生まれ、面白さをさらに引き立たせてくれています。
「ミニオンズ」を制作するにあたって作品にエリザベス女王を実名で登場させるための許可などがあったかどうかは不明ですが、映画公開後に何らかの問題が起きた様子はありません。
伝説の剣「エクスカリバー」
「ミニオンズ」では「エクスカリバー」という伝説の聖剣が登場します。
王冠を盗もうとする際にボブが岩から引き抜いてしまう剣ですが、「エクスカリバー」とは一体何でしょうか。
ボブが引き抜いた伝説の聖剣
「アーサー王伝説」にも登場する岩に刺さった聖剣が「エクスカリバー」です。「真の王」だけが抜き取ることができるといわれていた伝説の剣です。
剣を抜き取ったといわれるアーサー王がブリトン人であり、アーサーの一生が描かれた最初の書物が12世紀に書かれた「ブリタニア列王史」であることから「エクスカリバー」はイギリスにあるというイメージがあります。
ところがアーサー王の物語に出てくる岩に刺さった剣は、イタリア中部のトスカーナ地方にあるサン・ガルガーノ教会内のモンテシエーピ礼拝堂に置かれています。
岩に刺した剣は聖ガルガーノが生涯の中で初めて起こした奇跡として礼拝堂に祀られているのです。
実際は岩に刺さった剣を抜くのではなく、剣を岩に刺したことが奇跡として語られています。
「ブリタニア列王史」は現実的ではない描写が数多くみられます。