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【エンジェル・ウォーズ(ネタバレ)】手術を望んでいるように見えた理由を考察!いつから妄想が始まった?バス運転手の正体とは

SF エンジェルウォーズ

画像出典元:https://www.amazon.co.jp/dp/B013UE9HG0/?tag=cinema-notes-22

エミリー・ブラウニング主演の『エンジェル・ウォーズ』は、急な場面展開に驚かされることもあります。

病院にいたかと思うと、売春館、そう思っていると寺院にいたりと、唐突なシーン展開についていくのが大変です。

ベイビードールの妄想がそのきっかけを作っているようなのですが、それがどこから始まり、どこで終わるのかが気になります。

妄想の境界をはっきりさせることで、より映画が深く理解できそうです。

さらには映画ラストでバスの運転手が出てきましたが、あれは誰で、ベイビードールの妄想なのかどうかも気になります。

またそもそもの始まりである手術。執刀医にはベイビードールが手術を望んでいるように見えたそうです。

ベイビードールの妄想の始まりと終わり、バス運転手の正体、そして手術に対するベイビードールの気持ちを考察していきます。

ロボトミー手術を望むほどベイビードールは絶望を感じていた?

ストーリー序盤で、精神病院に連れてこられたベイビードールは、父親の策略により手術を受けさせられます。

本来なら絶対に拒否の姿勢を取る状況ですが、なぜかベイビードールはそれを望んでいるかのような目をしていました。

その目をした裏側には、手術を受けて壊れたい、もうどうなっても良い、というベイビードールの絶望があったのです。

近しい親族はすべて死んだ

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精神病院に連れられる前のベイビードルの境遇が、絶望的ともいえるものでした。

  • 母親の死
  • 妹は継父に殺される
  • 殺人の濡れ衣を着せられる

継父の策略によりこのような状態に陥れられたので、ベイビードールは生きることへの気持ちが薄らいでいたと考えられます。

絶望的状況に立たされ、どうでも良い、むしろ死にたい、と考えたベイビードールは手術を受け入れたのです。

求めているものは「自由」

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寺院のような場所で、日本刀を研ぐ男に求めているものを聞かれたベイビードールは、自由が欲しいと答えます。

この自由は「病院から逃げ出すこと」と考えがちです。しかし、むしろ「人生を終わらせたい」と捉えることもできます。

絶望的状況の中、例え精神病院から抜け出したとしてもベイビードールには帰る場所がありません。

なぜなら、帰った先で待ち構えているのは恐怖の継父であり、継父から自立しようにもまだ少女なため難しい状況です。

これらの絶望的状況から「病院から逃げる」よりも、「人生を終わらせたい」とベイビードールは考えました。

実際に5つのアイテムのうちの最後は「自分を犠牲にすること」で、スイートピーを逃がすために人生を終わらせることができました。

分かりにくい妄想と現実。病院・売春館・戦場の三つのステージから読み解く

本作品は手術を受ける直前のシーンから、舞台が慌ただしく移り変わります。

大きく病院・売春館・戦場の三つに分けられますが、それらのどこからが妄想で、どこからが現実なのでしょうか。

現実・妄想・妄想の妄想

​ムービー・マスターピース エンジェル ウォーズ 1/6スケールフィギュア ベイビードール

本作は病院・売春館・戦場と、三つの舞台構成です。

それらの舞台は病院は現実世界、売春館は妄想世界、戦場は妄想の妄想世界と分けることができます。

手術という苦痛や、家族との死別、継父の策略、病院はベイビードールにとっての苦痛を感じる現実世界です。