劇中ではアガモットの目と呼ばれ、時間という神の領域を操ることが出来る強いパワーを持っています。
これ程のインフィニティ・ストーンはストレンジの高度な頭脳だからこそ使いこなせるアイテムといえるでしょう。
このように他のヒーローにはない、様々のアイテムを駆使し使い分け戦ういわば頭脳戦がストレンジのスタイルです。
2019.06.19
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劇中ではアガモットの目と呼ばれ、時間という神の領域を操ることが出来る強いパワーを持っています。
これ程のインフィニティ・ストーンはストレンジの高度な頭脳だからこそ使いこなせるアイテムといえるでしょう。
このように他のヒーローにはない、様々のアイテムを駆使し使い分け戦ういわば頭脳戦がストレンジのスタイルです。
MCU作品には隠れた遊び心が随所に隠されていますが、劇中にもいくつか注目すべき箇所があったのをお気づきでしょうか?
スタン・リー氏はマーベルの原作者であり、マーベルの名誉会長などを務めるなどまさにマーベル生みの親として知られている人物です。
残念ながら2018年に帰らぬ人になっておりますが、劇中に元気な姿を残しています。
彼のカメオ出演は「知覚の扉(オルダス・ハクスリー著)」を読みながらバスに乗るシーンです。
劇中で悪役を演じたマッツ・ミケルセンですが、実は兄ラース・ミケルセンも俳優です。
そして兄はベネディクトが主演したBBCドラマ「SHERLOCK / シャーロック」で、悪役として登場、そしてベネディクト扮するシャーロックにやられています。
マッツはインタビューに「兄弟でタッグを組み、彼(ベネディクト)を倒さないといけない」とおどけて答えています。
魔術師たちが行う魔法陣はとても美しいものですが、この動きは「フィンガータット」と呼ばれる指のダンスなのだそうです。
監修したジェイ・ファンクは、フィンガータットの有名パフォーマーです。
指の動きに注目して映画をみなおしてみると、その優美な動きに心奪われることでしょう。
ドクター・ストレンジのニューヨークの住所が映画に登場します(177A BLEECKER ST)。
この住所は主役のベネディクト・カンバーバッチが出演していたシャーロック・ホームズの住所のオマージュだ、という意見もありましたがそれは偶然であると否定されています。
真相はマーベルコミックを描いていたロイ・トーマス、ゲイリー・フリードリヒが実際に住んでいた住所とのことです。
実際の住所を書き込むとは日本ではなかなか考えられないことですね。
ドクター・ストレンジは交通事故に遭い人生が変わってしまいますが、実はこの事故は暗殺だったのではないかと囁かれています。
というのも「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」の劇中でヒドラ党暗殺対象としてドクター・ストレンジの名前が挙がっていたからです。
事故直前に送られてきた患者の写真が気になりますね。なぜストレンジは2度見していたのでしょう。
今後の作品で語られることはあるのでしょうか……。
「ドクター・ストレンジ」は精神世界の戦いで、少々複雑にうつるかもしれません。それゆえに見るほどに奥深く心を掴まれる映画です。
常識を捨てて映画に飛び込めば、意外にすんなり世界観に入りこめるのではないでしょうか。