「スパイダーマン」ではスパイダースーツもより原作に近いものを制作し、青と赤のスーツのイメージは1作目のこの作品で確立されています。
そして初代スパイダーマンスーツの大きな特徴はウェブ・シューターを使用せずにクモ糸を出すことです。
ゆえにクモ糸は不安定な武器になってしまうのですが、そこもまた完璧なヒーローではないスパイダーマンを上手く演出しています。
スパイダーマンのスーツはその後進化を遂げる
ご存知のようにスパイダーマンスーツは回を重ねるごとに進化していきますが、初代のハンドメイドスーツが最も愛着のもてるスーツだという意見も多いようです。
ちなみに最新型のスパイダースーツは下記の装備が備わっています。
- カレンという人工知能
- GPS機能
- 映像送信機能
- フィット機能
- 速乾機能
- パラシュート
- 偵察機能
そしてシューターから出るクモの糸も電気が流れたり、連射出来たりと多機能にわたります。今後はまさにアイアンスパイダースーツへと進化していくのです。
スパイダーネットは消える
実際に体内から出ているスパイダーネットですが、一度出された糸はどうなっているのでしょう。
実はこの糸が持つのは1時間、1時間経つと自然消滅するのだとか。スパイダーマン本人が後のセリフで語っています。
カメオ出演もお見逃しなく
お楽しみのひとつカメオ出演ですが、やはり伝説の男はしっかり登場しています。
スパイダーマン生みの親スタン・リーがカメオ出演
マーベル生みの親として知られるスタン・リーは、数々の作品にカメオ出演していますが、劇中ではお祭りで少女を助けていました。
お気づきになられたでしょうか、演技力も俳優顔負けですね。
監督の実弟が出演
そして見逃せないのが監督サム・ライミの実弟テッド・ライミです。監督は5人兄弟ですが、一番下の弟がテッド・ライミです。
俳優として活躍する彼は、編集者役でホフマンというさえない男を見事に演じています。
「人間味」が共感を生んだスーパーヒーロー
スパイダーマンは、数々の中でも最も身近で人間味に溢れたヒーローです。それゆえ、共に悩み共に悲しみを共有出来るヒーローなのかも知れません。
初代である「スパイダーマン」のスーツが手作りだったのも、なんだか親近感のわく心温まる設定です。
シリーズ最高傑作といわれる「スパイダーマン」は観るごとに、人間関係の面白さに気が付く奥深い作品となっています。