登場シーンでの彼女は三日月のノーズピアスをしています。
アメフト一筋のフリッジ
順風満帆な学生生活をおくっているようなフリッジですが、実は自分でも気づかないうちにナーバスになっています。
そのことは激しいトレーニングを強調することや、足を痛めたときのオーバーアクションからも推察が可能です。
登場シーンでの彼は三日月型の小さなバリアートヘアでした。
自然を愛するべサニー
彼女は自然を愛しボランティアに励むというキャラに変貌しています。
前作での自己愛が同じ熱さの博愛に変わっているのです。
彼女が登場したシーンのTシャツの模様は月の満ち欠けがプリントされていました。
西洋占星術での土星と月
西洋占星術での土星は『制限』『困難』の星で、月は『本来の自分』を表しているといわれています。
そこまで考えた小道具設定だとしたらかなり深いですね。
ネクストレベルの意味
ネクストレベルを直訳すると『次の水準』であり、ステップアップとは少し意味が違います。
単純にボードゲームがテレビゲームになったということを表現しているのです。
今作は前回の『ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル』の続きなのでアバターは同じでした。
続編だからネクストレベルというのでは少し弱い気もします。
新キャラにとってのネクストレベルなのか
ドウェイン・ジョンソン演じるスモルダー博士がメインアバターの前作とは違い、続編では中身がエディなのでレベル1からのリスタートです。
ケヴィン・ハートのフィンバーもマイロですからレベル1となります。
ジャック・ブラックの演技が俊逸なオベロン教授は経験者のフリッジですが、アバター変更によりこちらもレベル1からですね。
経験者にとってのネクストレベルなのか
オークワフィナのミンはスペンサーですから現実世界で約半日早くジュマンジに入り込んでいることになります。
しかもスペンサーはかなりのゲームオタクなので進行が早く、すでにこのステージでレベルを上げているようです。
それはメンバーと合流したシーンで既に目的を持って行動していたことでも判ります。
レベル的には中級程度でしょうか。
カレン・ギランのルビー・ラウンドハウスだけがマーサのままで上級レベルでした。
ニック・ジョナスのシープレーンも変更なしなので上級レベルです。
現実世界でのマーサとアレックスだけが同じアバターということになります。
レベルにバラツキがあるとしてもキャラクターにとっての『ネクストレベル』と考えるのも少し無理がありそうです。
前作との違い
前作はスペンサーを中心としたストーリーでメインキャラとして描かれていました。
しかし、今回のスペンサーは『始める役』は担っていますが絶対的主人公ではありません。
キャラの選定の理由
前述のとおり前作と同じアバターになった二人は『現状に満足している』二人なのです。
マーサは戸惑いつつも人生初の人気者を満喫していますし、アレックスも幸せな家庭を築いています。
この現状に満足している二人は、自分に自信を持っているからこそ進んでジュマンジの中に戻りました。
実はもう一人現状に満足し自分に自信を持っているべサニーがいますが、この時点ではジュマンジに戻れません。
ここで彼女にはアレックスを連れてくるという役割があることが判ります。
続編ですからシープレーン抜きでのステージクリアはあり得ないのでしょう。
この役割を与えたのはもちろんジュマンジです。