出典元:https://www.amazon.co.jp/dp/B00K72NG0M/?tag=cinema-notes-22
【天空の城ラピュタ】は宮崎駿監督の代表作品の1つとして今もなお世界中で愛され続けており、テレビの再放送であっても視聴率を維持し続け、SNSでは「バルス」祭りがトレンドになるほどの人気作品です。
そんな人気作品の【天空の城ラピュタ】を何度見続けても飽きることがなく、逆に魅力を増していくのはさまざまな謎が秘められているためです。
今回は、その中から「ラピュタの呪文」や「ロボット兵」の秘密や「ストーリーの謎」についても詳しくご紹介していきましょう!
【天空の城ラピュタ】の誕生秘話
神秘的かつ壮大なストーリーが印象的な【天空の城ラピュタ】はなぜ誕生したのでしょうか?こちらではその誕生秘話に迫っていきましょう。
宮崎駿監督はアニメーターに戻ると決めていた
1984年に公開された宮崎駿監督の【風の谷のナウシカ】は大ヒットを記録しますが、監督は本作品を作成する中で人間関係の変化に悩みアニメーターに戻ることを決断していました。
そのため、宮崎駿監督は【風の谷のナウシカ】で得た6000万円という大金の使い道に「家を購入したいけどそれはしたくない」と悩んでいました。
その頃に「高畑勲監督のドキュメンタリー作品へ出資」が提案され、その大金は出資されました。
土壇場での誕生した作品
宮崎駿監督の出資した作品は作業を進める途中で6000万円は尽きてしまう事態となったのです。
その状況の中で監督は鈴木敏夫氏から「もう1本映画を作成してはどうか?」と提案を受け、監督は即決します。
その場で監督はわずか5分で企画を説明したのだそう。
このように実は【天空の城ラピュタ】は資金の枯渇という土壇場の状況で、わずか5分で誕生した作品だったのです!
【天空の城ラピュタ】の構想は監督の少年時代に完成していた
鈴木氏が企画を説明する手際の良さを問うと宮崎駿監督は「小学生の頃に考えていた」という秘話も明らかになりました。
このように高い人気を誇る【天空の城ラピュタ】には、驚くべき偶然と背景が秘められた作品なのです。
【天空の城ラピュタ】に隠された秘密
こちらでは、【天空の城ラピュタ】の作品中に隠された数ある秘密の中から「ラピュタの呪文」「ロボット兵」「ラピュタ人が城に戻らなかった理由」にについて詳しくご紹介します。
きっとこの秘密を知るとより作品の魅力が増すはずですので、ぜひチェックしてみましょう!
ラピュタの呪文
【天空の城ラピュタ】の作品中には、不思議な力をもつ呪文が2つ登場します。その秘密について迫りましょう。
「リーテ・ラトバリタ・ウルス アリアロス・バル・ネトリール」
この呪文は作品中の序盤に登場し、シータが幼少期に祖母から「困ったときのおまじない」として教わったもの説明されています。
これはラピュタ語で「我を助けよ、光よよみがえれ」という意味だそうです。
この呪文をシータがつぶやくことにより、飛行石の力が発動します。