そんな弟の最期を知ったラモンが徴兵から逃げるのは当然ですし、バラバラの死体がトラウマになってもおかしくありません。

そんなラモンの心の闇がジャングリー・マンという形で表現されたのだと思われます。

モンスターと対峙したラモンは自分の心の闇と戦わなければならなかったのです。

この戦いの結末は、サラが消えたのと同時に終わりました。

オーギーやチャックとは違い、ラモンがモンスターに吸収されずに済んだのは、トラウマに打ち勝つことができたからだと思われます。

消えたまま戻って来なかった仲間は気の毒ですが、全員無事に戻れないことも人生の厳しさを教えてくれる教訓になるかもしれません。

サラの本の謎

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サラの本に浮かび上がるストーリーは次々に現実となり、ステラ達を襲いました。

なぜサラが書いたストーリー通りの現実が起こるのでしょうか。

血で書く意味

本に浮かび上がる文字はサラの血で書かれていました。普通に黒字よりも血文字の方が確かに恐怖を掻き立てます。

しかしそれ以外にも血文字には意味があったのではないでしょうか。

血が何かを象徴しているのか考えてみましょう。

血は人間が生きるのに不可欠です。命・魂と言い換えることも可能だと思われます。

そう考えると血文字は字そのものに命を吹き込んでいると考えられるのです。

サラが自分の血で字に命を吹き込んだことで、作り話が作り物から本物へ昇華したのだと推測できます。

作り話が真実になる

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サラが本に書いたのは作り話ですが、それが実現すれば真実になります

かつて兄に拷問され続けたサラは、いくら真実を話しても相手にされず、全ての罪を負わされました。

つまり兄の作り話は真実になり、サラの真実は作り話になったと解釈できます。これにはサラも悔しい思いをしたでしょう。

それが彼女のトラウマになり、「真実」に執着するサラの霊として現れる原因になったのではないでしょうか。

ステラが最後に描いたサラの真実

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サラが一族の失態を一人で背負わされ、罪もないのに拷問を受けていた真実をステラが描くことになりました。

ここでポイントなのが真実を書くではなく、描くというところ。

サラがステラに書いて欲しかったのは、サラが子供殺しをなすりつけられたり兄に拷問を受けた事ではなかったと考えられます。

家族が幸せで笑顔が絶えないという、本当ならばそこに存在していたであろう真実をサラは描いて欲しかったのでしょう。