ヴァネロペは幼稚なキャラで下品な言葉を使い、笑いを誘うシーンが用意されていましたが、日本では一切排除されていました。
また、看板に書かれている文字でも世界をまたぐと使用出来ないものがあります。
看板に書かれた「コーラ」の表記が「メントス」に変更されているということもありました。
劇中で出てきた隠語「ターボ」とは?
映画の中で「ターボ」という言葉が頻繁に出てきました。
この世界の中では他のゲームに入り込んでゲームの邪魔をすることが可能ですが、それは禁止行為です。
その行為に対して「ターボする」と表現されます。
また、この言葉は古い言葉なので30年悪役を続けてきたラルフはもちろん知っていますが、新参のキャラクターには浸透していません。
語源はキャラクターの名前から
語源は「ターボタイム」というゲームキャラクターであるターボです。
新作ゲームの登場で「ターボタイム」の人気が落ちたことに腹を立て、不祥事を起こしました。
ゲームキャラクターのターボについては少しだけ触れられますが、最後に黒幕、キャンディ大王としてとして登場します。
邦題と原題の違い
邦題は劇中で登場するレースゲーム名「シュガー・ラッシュ」ですが、原題は「Wreck-It Ralph」です。
これを直訳すると「それを壊せ、ラルフ」という意味になります。
直訳では伝わりにくく、日本で浸透しているようなディズニーのキャッチーさからもかけ離れています。
また、どことなく感じるディズニーの女の子らしさを「シュガー」という可愛い印象がある言葉で表現しています。
また、邦題は配給会社が決定することです。
全世界共通でAKB48の「Sugar Rush」を起用することが上手くタッグを組み宣伝効果を高めたのも理由の一つだといえるでしょう。
まとめ
「シュガー・ラッシュ」には、今回紹介したゲームキャラ以外にもたくさん登場します。
知っているキャラを探すのもこの作品の楽しみ方の1つですので、自分に馴染みのあるキャラがいないか探してみてはいかがでしょうか。
また、全体のストーリーは子供が楽しめるだけではなく、親御さんにとっても社会の歯車的な部分や道徳的な要素を感じ取ることができる意義のある作品になっています。