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【カラスの親指】テツの目的を考察!「できすぎ」の原因と公園での爆発音の正体は?まひろが急に家を出ると言い出した理由に迫る

出典元:https://www.amazon.co.jp/dp/B00BN1JW5E/cinema-notes-22

ストーリー中の全てに伏線が張られ、完璧な筋書で一大詐欺を成し遂げる「カラスの親指」。

全員が大金を手に入れて大団円かと思いきや、全てはテツの思惑通りに動かされていただけでした。

今回は、そんなテツの真の姿と目的を時系列に沿って解説していきます。

アルバトロス作戦前に聞こえた公園での爆発音の正体や、まひろが家を出ると言い出した理由も気になるポイントです。

それらにも注目しながら作品への考察を深めていきましょう。

まひろが家を出ると言い出した理由

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5人での共同生活が落ち着いてきたころ、まひろは突然こう言い出します。

あたし、そろそろココ出ていこうと思うんだよね。タケさんとテツさんにも悪いし

引用:カラスの親指/配給会社:20世紀フォックス ファントム・フィルム

まひろたち姉妹と貫太郎が転がり込んできた当初は当惑していたタケとテツも、このころには彼らを受け入れていました。

共に暮らすことに慣れてきたときに驚きの発言、これはまひろがタケとテツのある会話を聞いたことがきっかけになっていたのです。

共同生活は楽しくなかったのか

2人から5人になった共同生活。

大人2人の困惑はあったものの、料理のできるまひろに明るいやひろの存在はすぐに受け入れられました。

出会いこそ詐欺師とスリといういびつなものでしたが、5人の生活は家族ともいえる暖かなもの。

仕事やこれから先に対する不安はあれど、生活に対する不満があったとは考えられません。

まひろもまた、生活自体に不満があったわけではないのです。

きっかけになったのは、ある日の夜タケとテツが酒を飲みながら話していた内容。

それを聞いてしまったからこそ、まひろは家を出るという決断をしたのです。

やひろの戸惑い

まひろが家を出ると言い出した時、姉やひろは困惑していました。

あんたが居なくなったら、あたしとカンちゃんどうすんのよ

引用:カラスの親指/配給会社:20世紀フォックス ファントム・フィルム

やひろの発言だけ見てみても、まひろがやひろに何も相談せずに決めたことがうかがえます。

落ち着く先を見つけてからまた3人で暮らせばいいと言うまひろ。

やひろは突然のまひろの発言に対し、戸惑いと不貞腐れたような態度をみせていました。

しかしこの後、やひろは貫太郎と卓球をして遊ぶ姿を見せます。

元々あまり物事を深く考えなさそうなやひろですが、そこまでの間にまひろと納得のいく話し合いをしていたことが考えられます。

タケとテツ深夜の飲み会

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若者3人が寝静まった後、タケは縁側で彼女たちとの関係を暴露します。

会話の内容はまひろとやひろには聞かせられない秘密の内容

しかし、酒が回って口が軽くなったのか、同じ屋根の下にいるというのにタケはペラペラとテツに語ってしまいます。

昼の間に3人の持つ大金や手紙を見たことも会話のきっかけになっていたのでしょう。

雨の日の公園での会話

公園の遊具の下で雨宿りしながら話したのは、タケの壮絶な過去。

テツは事前にタケについて探偵を使い知っていましたが、本人から過去を聞くのは初めてです。

タケ自身、テツとの生活や仕事を通して彼に信頼を置いていたのでしょう。

住んでいた家を燃やされたことで、テツに対する謝罪の意識から話してしまった部分も考えられます。

また、お互いが命の危険を感じたことからつりばし効果による感情の変化があったのかもしれません。

タケの過去を語るこのシーンは、テツに対する気持ちの置き場がより深くなったことを表していると考えられます。

2人の会話を聞いていた人物

縁側で飲む2人の会話を聞いていたのは、家を出る発言をしたまひろ本人です。

元から起きていたのか、たまたま目が覚めたのかはわかりませんが、重要な部分は全て聞いていたようです。

知ってしまったからこそ、「もうここには居られない」という思考にたどり着いたのでしょう。

夜中とはいえ、人の会話に戸は立てられません。

聞かせたくない会話は、その人物が近くにいない場所でするべきです。

まひろとやひろ

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2人で支え合って生きてきたまひろとやひろは、お金が無いときはスリや万引きで生活を支えていました。

貫太郎という居候を抱えながらの生活も、姉妹の仲が良いからこそ成り立っていたのです。

気になるのは、5人で生活を始めた後の姉妹の行動です。

生活の中では打ち解けているようでしたが、まともな仕事には付こうとはしていませんでした。

そんな時に登場するトサカの存在は、ストーリーにスパイスを加えるだけではなく彼女たちの行動を表していたのかもしれません。

野良猫は根無し草な彼女たちの存在とかぶる存在です。