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ジュリアス・エイヴァリーが監督を務め、J・J・エイブラムスが製作した映画「オーヴァーロード(Overlord)」。
2018年アメリカ公開のB級サバイバルアクション作品です。主演キャストはボイス役のジョヴァン・アデポ。
ノルマンディー上陸作戦の開始直後、ボイスたちは激戦地へ乗り込みます。
教会の電波塔を破壊する任務のはずが、その地下で謎の実験を発見。ナチスは一体何をしようとしているのでしょうか。
今回は、謎の実験の目的・フォードが死を選んだ理由・モンスターの存在を報告しなかった意図を考察します。
謎の実験の目的
ナチスはフランス人を研究所に拉致し、怪しい血清を打っていました。
それは千年生きる兵士を作るための実験で、被害者たちはゾンビ化します。
なぜナチスはこのようなおぞましい実験をしていたのでしょうか。
無茶な実験も可
好戦的なナチスなら、今後も幾度となく戦争を仕掛ける予定だったはずです。
しかし生身の人間ではいくら強くても銃で撃たれたら一発で死んでしまいます。
その度に仲間を失うのは、人員的にも精神的にもダメージが大きかったのかもしれません。
その点敵国の人間がゾンビ兵士になれば、ナチスの負担は飛躍的に減るはずです。
いくら実験が失敗しようが仲間を亡くすわけではないので、無茶な実験ができます。
敵国で実験する目的はここにもあったのかもしれません。
世界征服が目標
今回の第二次世界大戦に勝利するだけならば千年も生きる兵士など必要ないでしょう。
むしろ短期間でもいいから、圧倒的なパワーを持つゾンビの方がすぐに勝利を掴めるはずです。
戦争が終わればゾンビは必要なくなりますから、1ヶ月だけの寿命でもいいかもしれません。
しかしナチスはそうは考えていおらず、ずっと戦い続けるつもりだったように見えます。
つまりナチスにとって第二次世界大戦の勝敗はそれほど意味がなかったといえるのではないでしょうか。
彼らは世界全土にターゲットを定め、常にどこかの国を攻め続ける計画を練っていたのかもしれません。
それによりナチスは世界征服を狙っていたのだと考えられます。
ゾンビは最強の兵士?
強いゾンビならば銃撃を受けても死なないという強靭な肉体を持っていました。