また、彼がラムとして黒の組織に潜り込んでいた時から「シルバーブレッド」という異名を持っていたようです。
そして、ひとつの疑問が湧きます。
なぜ黒の組織には関係のないハンターが、シルバーブレッドという名を知っていたのか…。
考察を深くしていくと、スナイパー内には特別な情報網があるのかもしれません。
コナンの優れた頭脳に危険を感じたから
コナンが工藤新一だということは知らずとも、度々邪魔される存在だということは認識しているのではないでしょうか。
本作品でも、コナンは赤井と共に犯人を追いつめ狙撃事件を解決しているのです。
コナンは赤井秀一と共に黒の組織を破滅させる存在であると、考えられています。
確かに黒の組織側に視点をずらして見ると、コナンは敵にしたくない存在といえるはずです。
シルバーブレッドは赤井だけではない
原作にも明確な答えは描かれていないので、あくまでも考察になりますが…。
黒の組織のベルモットはコナンの母(有希子)と友人であった為に、コナンの正体を知っているのではないでしょうか。
そしてそのベルモットは、コナンのことを「シルバーブレッド」とよんでいるのです。
黒の組織を壊滅させるべき存在かもしれない…。
更に原作ではシルバーブレッドはひとつ、とも表現されておりベルモットにとっては赤井秀一ではなく、コナンこそがシルバーブレッドなのです。
いずれにしてもシルバーブレッドという存在は、黒の組織を壊滅させる存在だということです。
ネイビーシールズの五角形が意味するもの
本作の鍵となるのがネイビーシールズの五角形(シルバースター)です。
こちらは現実にも存在するものなので、軍に詳しい方はより楽しめる内容になったのではないでしょうか。
シルバースターの重さ
ハンターにとっては、シルバースターを手に入れられなかったということだけが、復讐の理由ではありません。
「敵対する武装勢力との交戦において勇敢さを示した」兵士に対して授与される。
引用:https://ja.wikipedia.org/wiki/シルバースター
アメリカ特殊海軍という名誉ある部隊に所属していた彼にとって、上記のような名誉あるシルバースターをはく奪されたことは復讐に足るものです。