なぜ、同じ種族で戦わなければならないのかというメッセージ性も隠されているといえるでしょう。
青い光のもつ力と意味合い
物語の中で大きな存在感を放っていたのが、宇宙船から発せられる青い光です。
この光のもつ力や意味合いはについてここでは迫っていきます。
人類を洗脳する光
1つは人類をおびき寄せるための洗脳手段として使用しているという点です。
人間は視覚からの情報量が全体の80%以上といわれています。
よって、人間に影響を与えるためには視覚への攻撃が有効といえるでしょう。
また、光は空気中を進むスピードが速いという特性を持ち合わせています。
このことからもより多くの人間を一度に洗脳するには光を用いた洗脳が一番効率が良いと考えられるでしょう。
人間の身体やDNAへも影響を与える
ローズはこの青い光によりDNAや遺伝子へも変化が出て、身体の成長も加速していました。
また、青い光を見たトレントの目は色が変化。目の周りは血管が集まったような状態になります。
したがって目に見えない電磁波のようなものによっても人間へ影響を与える光と考えられないでしょうか?
目の見えない胎児の状態のローズへの影響も電磁波のようなものであれば説明がつきます。
宇宙船含めた文明の動力源
戦闘機により核ミサイルを撃ち込まれた宇宙船は、一部崩壊するもすぐに再生するシーンが序盤にあります。
また、地上に墜落したあとも青い光を中心に再度小型の宇宙船を構築しなおしていました。
すべてが青い光を中心とする点に注目すると、エイリアンの文明の動力源としても青い光が用いられていると考察できます。
なぜ地球はエイリアンに侵略をされた?
そもそも、なぜエイリアンは地球に侵略してくるのでしょうか?
映画の中では明確に答えが出ていませんでしたが、ここでは映画内の情報からその理由を考察してみます。
奴隷としてのエイリアンを増やすため
エイリアンは人間の脳を移植することによりその数を増やしているという様子が描かれています。
また、数を増やしたエイリアンが地上の侵略やさらなる人間の捕獲に動いていました。
オリジナルと思われるエイリアンと見た目にも差異があることから彼らは奴隷のような位置づけではないかと考えられます。
エイリアンの種の繁栄のため
数を増やしたエイリアンは奴隷ではなく、いずれオリジナルのエイリアンとして成長するのではないかとも考えられます。
一部の動物や昆虫のように成長によってその姿かたちが変わるという可能性もあるでしょう。
そうして同じような知能生命体のいる次の惑星へ各々がまた侵略に行くことでその数を莫大に増やしていくのではないでしょうか。
食料調達のため
エイリアンが食料調達を目的として地球を侵略した可能性も考えられないでしょうか?