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【ハリー ポッターと不死鳥の騎士団(ネタバレ)】ダンブルドアの冷酷な態度について徹底考察!ドローレスにはモデルがいた!

SF

出典元:https://www.amazon.co.jp/dp/B00FIWHY2W/cinema-notes-22

『ハリーポッターと不死鳥の騎士団』は、2007年に上映したハリーポッターシリーズの第5作目の作品です。

本作は、前作『ハリーポッターと炎のゴブレット』からの衝撃的な展開の続きとなっています。

前作の最後に、ハリーポッターシリーズの最大の敵であるヴォルデモート卿が復活をしました。

そのため本作はシリーズ最強のキャラクター同士の戦いや今まで見られなかった魔法省など見所が満載です。

今回はなぜダンブルドアがハリーに冷たく接したのか、最も印象に残るキャラクターであるドローレスのモデルなど解説します。

前作・炎のゴブレットとのつながり

ハリー・ポッターと炎のゴブレット (吹替版)

ハリーポッターシリーズは、最も危険な魔法使いヴォルデモートとハリーポッターたちの戦いの物語です。

シリーズ初めの3作品では、ヴォルデモートは力を失い、肉体のない存在として登場します。

しかし、シリーズ4番目の作品『ハリーポッターと炎のゴブレット』で、ヴォルデモートは完全復活します。

本作はハリーポッターシリーズの究極の敵ヴォルデモートが復活し始動してからの初めての作品となるのです。

ダンブルドアはなぜハリーに冷たかったのか

すべてはハリーを守るため

アルバス・ダンブルドア シネマ・ピクチャーガイド (ハリー・ポッター)

本作を観て、ダンブルドアのハリーへの接し方に違和感を覚えた方も多いのではないでしょうか。

ダンブルドアといえばホグワーツの校長であり、常にハリーたちを見守る、優しさに溢れたキャラクターです。

しかし、本作ではハリーと話しをするどころか、目を合わすことすらほとんどしませんでした。

なぜなのか。

これは、ヴォルデモートがハリーとの間にある“絆”を使ってハリーに危害を加えないようにするためです。

ダンブルドアはハリーを気にかけていることをヴォルデモートに悟られないために、ハリーに冷たく接したのです。

ヴォルデモートとハリーの“絆”とは

ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団 特別版(3枚組)
そもそもヴォルデモートとハリーの“絆”とは何なのか。

ヴォルデモートはハリーを殺そうとしましたが、ハリーの母の愛により呪いは跳ね返されました。

呪いはヴォルデモートを破滅させましたが、一方でハリーの額にも稲妻の形の呪いを残す結果となったのです。

この呪いこそがハリーとヴォルデモートをつなぐ“絆”ではないでしょうか。

“絆”についての真相は、『ハリーポッターと死の秘宝』で明かされますが、二人の魂のつながりが“絆”だと本作から推測できます。

作中でもヴォルデモートがハリーとの“絆”を利用したシーンや、ハリーに影響を及ぼしたシーンが見受けられます。

ヴォルデモートが“絆”を利用したシーン

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ヴォルデモートがハリーとの“絆”を利用し、ハリーに影響を及ぼしたとされるシーンはいくつかあります。

  • アーサー・ウィーズリー(ロンの父親)が拷問にあうビジョンをみる
  • アーサー・ウィーズリーについてのビジョンをダンブルドアに知らせたときに怒り出す
  • シリウス・ブラックが拷問にあうビジョンをみる
  • ヴォルデモートがハリーの体に乗り移る

ヴォルデモートはハリーに、自らがみている光景や偽のビジョンを見せることができます。

そして、ハリーの体に乗り移ることもできるのです。

ダンブルドアはヴォルデモートが復活したときから、この事態を想定していました。

しかしハリーが意識しないように、あえて言わずに冷たい態度を取り続けたのです。

ハリーがビジョンを見始めてからは、ハリーの周りの人間にも危害が及ぶと考え「閉心術」を教えたのです。

ドローレス・アンブリッジにはモデルがいた

シリーズで最も嫌われているキャラクターの一人

ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団 5-3 (静山社ペガサス文庫)

シリーズで最も嫌われているキャラクターの一人、ドローレス・アンブリッジは本作で初登場しました。

アンブリッジは魔法省がホグワーツを監視するために送りだした存在です。

甘ったるい声や常にピンクの見た目とは裏腹に、残酷な罰則を喜んで与える残虐性もみられます。

その残虐性はハリーへの罰則、ダンブルドア軍団への襲撃だけに留まりません。

作中、一度でも使用すればアズカバン送りになるといわれる「許されざる呪文」をハリーにかけようとしました。

言動や性格に強烈な二面性のあるアンブリッジですが、実はそのキャラクターにモデルがいたことはご存じでしょうか。

ドローレスのモデルは実在の女性教師

少女趣味で残酷なアンブリッジ。

そのモデルは、作者のJ.K.ローリングが実際に会った女性教師です。

J.K.ローリングはその教師のことを「生理的に嫌い」とさえ表現しています。

アンブリッジのモデルとなった教師の特徴は、髪留めをリボンにしており、アクセサリーも少女趣味だったのです。

表面的にはかわいらしさを誇示していたようですが、死刑擁護論を強弁に主張していた一面もあったそうです。

そのため、J.K.ローリングはその女性教師の見た目や性格を更に誇張したキャラクターをアンブリッジとして創り上げたのです。

ドローレスの知られざる物語

なぜマグルを軽蔑していたのか

エッセイ集ホグワーツ権力と政治と悪戯好きのポルターガイスト (Kindle Single) Pottermore Presents

アンブリッジは、巨人やケンタウロスなどの半人間に対して差別的な言動がみられます。

しかし、彼女の差別的な言動は半人間だけにとどまりませんでした。

『ハリーポッターと死の秘宝』では、魔法省の「マグル生まれ登録委員会」の委員長として再登場します。

このときのアンブリッジはヴォルデモートとほぼ同じ思想を持っていました。

結果、徹底的にマグルや半純血(両親のどちからが魔法族)を迫害します。

彼女の残虐性はすでに知られていたため、マグルを迫害することに対してファンは疑問を抱きませんでした。

しかし、アンブリッジのマグル迫害の本当の理由は彼女の性格ではなく、彼女の出自です。

彼女は半純血で、両親間の仲は非常に悪かったのです。

結果、魔法使いの父親とアンブリッジ、マグルの母親とスクイブの弟、と家族が別れました。

こうして、アンブリッジは徹底的なマグル嫌いになったのです。

ファン必見!ポッターモアとは

アンブリッジのストーリーはハリーポッターシリーズでは明かされていません。

これは「ポッターモア」というJ.K.ローリングのコラムや書下ろしストーリーが読めるサイトで公開されました。

2012年から日本語版も公開され、サイト内ではホグワーツの組み分けを体験できたり、グッズの販売もあります。

まさしくハリーポッターシリーズのファンにはたまらないサイトです。

不死鳥の騎士団の見所と裏話

ヴォルデモートの多彩な魔法をみられる唯一の作品

ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団 - Harry Potter and the Order of the Phoenix ハリー・ポッターシリーズ

本作の魅力は何といっても、終盤の魔法使い同士の激闘といわれています。

「不死鳥の騎士団」対「死喰い人」の対決。

そして作中最強の魔法使いダンブルドアとヴォルデモートが直接対決をした、シリーズ唯一の作品となります。

ヴォルデモートが圧倒することはあっても、作中魔法を使って交戦したのは、ダンブルドアとハリーのみです。

実はあの人は降板していたかもしれない

ファンの間では知られている裏話があります。

それは、本作を機会にハーマイオニー・グレンジャー役のエマ・ワトソンは降板を考えていたことです。

理由は、ハリーポッターシリーズの撮影のスケジュールがあまりにもタイトであったからです。

けれども、自分以外がハーマイオニーを演じることが想像もつかないという、役へのこだわりから降板を取りやめました。

物語のカギとなる予言の存在

ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団 (上)

なぜヴォルデモートや「死喰い人」はハリーを神秘部におびき寄せたのかわからなかった方も多いと思います。

これはヴォルデモートがトレローニー教授の予言を直接聞こうとしたからです。

予言自体の存在は、ハリーを襲い、そして自身の肉体が消滅する前から知っていました。

しかし、改めてハリーを倒す手がかりとするために、直接予言を聞こうとしたのです。

ヴォルデモートや「死喰い人」との本格的な戦争が始まる本作は、魔法が飛び交う戦いが楽しめます。

また、ドローレスのサイドストーリーも知ったうえで観ると別の魅力がみえてくるかもしれません。