出典元:https://www.amazon.co.jp/dp/B00UMBA7FA/?tag=cinema-notes-22
『インターンシップ』は2013年公開のアメリカのコメディ映画ですが、日本では劇場で公開されることはありませんでした。
監督はショーン・レヴィ、「ナイトミュージアム」でもお馴染みのコメディが得意な監督です。
本作は中年セールスマンの生き方を面白おかしく描いており、現代社会への風刺も交えた味のある作品に仕上がっています。
落ちこぼれのチーム・ライルですが、なぜGoogle社に入社出来たのでしょう。
そしてなぜ彼らはピザ屋と契約を結ぶことが出来たのか…。
本作のキーマンとなるヘッドフォン男の真の目的にも迫っていきます。
チームライルが入社出来た理由
劇中ミッションでミスを犯したチームライルは、入社には程遠い存在だったはずです。
しかしラストの大逆転はなぜ起こったのでしょう。
ハンデが大きいのにあきらめなかった
ビリーのミスによって大きなハンデを追ってしまったチームライルですが、決してくじけませんでした。
彼らは挫折を味わいそしてそこから這い上がってきたのです。
そしてそれは一人の力ではなく、チームが団結したことで生まれた力だったといえるでしょう。
企業に求められる人材は、だた優秀なだけではいけないのです。
彼らは失敗から這い上がる力を持っていたので、選ばれたのでしょう。
人と情報を繫ぐことが出来た
君たちは情報を通じて人と繋がった。
これこそが、我々の目指すところだ。
引用:インターンシップ/配給会社:20世紀フォックス
上記は劇中のセリフですが、人と情報を繫げるというのは実際のGoogleの経営理念でもあります。
人対人の接客を得意とする元営業マンのビリーとニック、そしてITを得意分野とする仲間たち…。
彼らはお互いの欠けている部分を補いながら、人と情報をしっかりと繋ぐことが出来ました。
先見の明があった
彼らが契約を結んだピザ店は、今後フランチャイズ展開を見込める店でした。
企業で働く人間として先見の明を持っていることは、必要不可欠なのではないでしょうか。
ただミッションをクリアするだけではなく、そこに付加価値をつけた彼らに大きな称讃が向けられたのでしょう。
グーグリネスを持っていたから入社出来た
グーグルのサーチ責任者は「グーグリネス」という言葉を口にしました。
チーム・ライルはこれを持っていたから入社出来たのです。
サーチ責任者のいう「グーグリネス」とは一体どのようなことなのでしょう。
劇中ではグーグリネスについて詳しく語られることはありませんでした。