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『となりの怪物くん』は2018年公開の青春ラブストーリーです。
監督は「君の膵臓が食べたい」で大ブレイクした月川翔監督、公開前から大注目の映画でした。
原作は講談社から出版されたるびこ作の同名漫画となっています。
本作で男たちの告白を断っていた雫は、何を思っていたのでしょう。
そして春はなぜメキシコで過ごしていたのか、結末のパーティーはどんな名目だったのか。
様々な恋愛模様が交差する本作をじっくり考察していきましょう。
結末のパーティーの名目
本作のラストシーンは、優山も駆けつけるパーティ―となっていましたが、一体どんな名目のパーティーだったのでしょう。
Wedding party
劇中に登場した文字は「Wedding party」でした。
みっちゃんのバッティングセンターは、仲間たちとの思い出の場所でもあります。
その大切な場所で、カジュアルなウエディングパーティーを開催したのかもしれません。
大物政治家の息子である春が式場で結婚式を挙げるとなれば、多くの政治関係者が集まってしまうでしょう。
だから二人は仲間だけを集めたカジュアルな式を挙げたのではないでしょうか。
原作の漫画では二人の結婚式が描かれています。
もし原作に忠実に描いているとするなら、最後のパーティーは結婚式ということになるでしょう。
1.5次会
劇中では菅田将暉演じる春、土屋太鳳演じる雫は二人だけで式を挙げたとも考察出来ます。
すると、ラストのパーティーは1.5次会となるはずで、雫がドレスを着ていないことも納得出来ます。
1.5次会は大切な友達へ報告も兼ねた、気兼ねなく楽しめるパーティーなのです。
婚前パーティー
もしかしたらまだ二人は正式な結婚式を挙げていないのかもしれません。
まずは先立って身内だけでパーティ―を行ったとも考察出来るのではないでしょうか。
または籍を入れたお祝いのパーティ―かもしれません。
映画の考察を深めると…。
優山がお祝いに来ていましたが、今後父親とも和解し盛大な結婚パーティーが開かれるのかもしれません。
春がメキシコに行った理由
春は突然姿を消してしまいますが、彼は何を思って姿を消したのでしょう。
引かれた伏線
春がメキシコに行く流れは、唐突のようで実は劇中に幾つかの伏線が引かれていました。
お前さえいなければ…。
引用:となりの怪物くん/配給会社:東宝
兄優山が以前春に投げかけた言葉です。
春は兄を慕っていたのでしょう、だからこそこの言葉に傷つき家を出たのです。