核によりこの国は荒廃地となる

引用:エンド オブ ホワイトハウス/配給会社:フィルム・ディストリクト

唯一の被爆国である我々にとって、このセリフに震撼を感じた人もいるのではないでしょうか。

アメリカの持つ核を、アメリカ国内で爆発させるのが真の目的です。

テロリストたちは、愛国心というよりは復讐心に燃える集団だったのではないでしょうか。

核を持つということが、どんな意味を持つものなのか鋭い視点からのメッセージとなっているようにも感じます。

テロに対する思い

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本作はホワイトハウスを占領され大統領が人質になるという、アクション的な内容にもかかわらず、リアルさを感じる映画となっています。

テロリストとの闘い

冒頭部分に描かれたテロリストの飛行機のシーンは、同時多発テロの記憶を呼び起こすものです。

貿易センターの崩壊を思わせるワシントン記念塔などは、心を締め付けられるシーンではないでしょうか。

監督があえてこのシーンを描いたことに対して、テロに対する強い思いを感じずにはいられません。

米国はテロリストと交渉しない

引用:エンド オブ ホワイトハウス/配給会社:フィルム・ディストリクト

上記のセリフは劇中で何度か登場します。

この映画の一番のメッセージはこのセリフに込められているのでしょう。

原題Olympus has fallen

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オリンポスとはギリシャにある山の名で、神々が住んでいるといわれています。

劇中ではシークレットサービスの隠語として使用されていますが、実際にはこの隠語は存在していません。

ホワイトハウスを神々の住む山に例えたのは、大統領やホワイトハウスの威厳を引き立てる為でしょう。

そんなオリンポスが陥落してしまったことは、まさに国家の危機といえるのです。

トルーマンによる改修工事

コナーがホワイトハウスの中で身を隠し続けられたのは、トルーマン大統領による改築工事のおかげでした。

深読みすると、ここにもテロリストの存在が隠されています。

トルーマン大統領はホワイトハウス改築の際に、二人組のテロリストに暗殺されそうになっているのです。

大統領に対する襲撃を防いで死亡したエージェントは、ホワイトハウス警察隊に所属していたレスリー・コッフェルトただ一人である

引用:https://ja.wikipedia.org/wiki/アメリカ合衆国シークレットサービス

この時に、シークレットサービスの一人が犠牲になっています。

劇中では、この改築によってコナーが生き延びるという設定になっていました。

豪華キャストでシリーズ化した名作

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本作はジェラルド・バトラーはじめアーロン・エッカートやモーガン・フリーマンなど豪華キャストも話題となりました。

公開から3年後の2016年には「エンド・オブ・キングダム」が続編として登場しています。

今や世界中で問題となるテロを正面に捉え、北朝鮮や中東などとのリアルな関係性を描く作品ともいえます。

テロや核問題、そして朝鮮半島の問題など解決出来ていないリアルな世界を見事に描いた作品です。

続編も併せて観たくなる映画ではないでしょうか。