テレサはここでWCKDによって記憶が回復する何らかの処置を受けていた可能性があります。
WCKDからの逃走の途中で、テレサはトーマスにWCKDに戻ろうと提案しました。この時点でテレサの記憶は回復していたと考えるべきでしょう。
できるだけ仲間たちをWCKDの手に掛けたくないという良心の呵責があったかも知れません。
クランクとは
第二作ではクランクという怪物が随所に登場します。トーマスたちはクランクとの闘いを繰り返しながらライト・アームの拠点を目指すのです。
このクランクの正体は何なのでしょうか。クランクは暗闇ではなりを潜めているようです。
動きは俊敏でなぜか人間に襲いかかってきます。
クランクになる人
クランクはフレアウィルスに感染した人間のなれの果てに違いありません。
これに噛まれると噛まれた人もフレアウィルスに感染し、やがてクランクになってしまいます。
この世界の人類には「まだフレアウィルスに感染していない人」や「感染しているが発症していない人」がいると思われます。
これらは何らかの理由でクランクになる可能性がある予備軍です。
WCKDによる選別でフレアウィルスの治療に有効な酵素を持たないとされた若者たちも、やがてはクランクになる運命かも知れません。
なぜ人を襲うのか
クランクがなぜ人を襲うのかは定かではありません。
地下道でクランクがネズミを食らうシーンがあります。
おそらくクランクは野獣化しており、空腹のために人間だけでなく様々な生物を襲っているのではないでしょうか。
ゾンビではないようなので、殺せばそれで終わりになると思われます。
ただその数は半端ではないようなので、このままでは人類滅亡は避けられそうもありません。
ライト・アーム
ライト・アームはこの第二作で登場する集団です。あまり強固な組織やテクノロジーを持っている気配はありません。
ゲリラ戦を主とするレジスタンス集団と考えてよさそうです。
グリードから脱出した若者たちの受け皿になっているようで、メアリーのようにWCKDのやり方に疑問を感じ、袂を分かった研究者もいます。
WCKDとの関係
ライト・アームはWCKDから目の敵にされています。
WCKDがライト・アームを狙う一つの理由はそこに若者たちがいるからなのではないでしょうか。
WCKDにとってフレアウィルスに免疫を持つ若者を確保するのは至上命題なのです。
現時点では免疫を持つ若者の血液から分離精製した酵素を注射し続けないとフレアウィルスを抑えることはできません。
WCKDは若者たちを集め、選別し続けなくてはいけないのです。
そういえば旅の途中で遭遇するマーカスはWCKDに若者を提供することを生業にしていました。
逃げた若者たちの受け皿になっているライト・アームはWCKDにとって極めて邪魔な存在なのです。
主な目的と活動
ライト・アームは各地のグレードがあるラボを襲い続けているのでしょう。
ライト・アームにとってトーマスはグレードの場所を知るための重要な情報源でした。
なぜライト・アームは生まれたのでしょうか。