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【ニューヨーク公共図書館 エクス・リブリス】「図書館は人である」の意味を考察!図書館が手を差し伸べるべき人々の存在とは

これらの要素から、利用者から高い満足度を誇りつつ平等に教育を受けられる施設を目指しているのではないでしょうか。

作品が訴えているものは?

ドキュメンタリー映画『ニューヨーク公共図書館 エクス・リブリス』は、視聴者たちに何を訴えているのでしょうか。

考えられる要素は3点です。

ニューヨーク公共図書館の大事さ

本、図書館、教育
ニューヨーク公共図書館は地域に住む人たちに寄り添い、利用しやすい環境が作れるよう努力しています。

また、貧困層に対しては就職講座や学びを得られる機会を図書館で作っており、やる気さえあれば受けられるものばかりです。

アメリカで発生する教育・収入格差を縮める可能性を作っているニューヨーク公共図書館の存在は大切なものであるように感じられます。

ニューヨーク公共図書館に勤める職員の仕事ぷり

この映画はニューヨーク公共図書館の職員の姿も描いた作品です。

利用者からは受付や問い合わせの担当者ばかりが目に映ると思います。

ですが、この作品では職員らしき人物たちが図書館の方向性や予算について話す場面がちらほら見えました。

音声本の収録を行ったり、分館に赴いて蔵書しなければならない本の確認を行ったりと利用者のことを考えて仕事をしています。

この作品からはニューヨーク公共図書館の職員が抱く仕事のプライドが強く感じられるのではないでしょうか。

日頃の仕事などを真剣に取り組んでいる人とそうではない人で、作品を見て感じるものに違いが出てくるかもしれません。

公共図書館の苦悩

子供、トラウマ、恐怖
公共図書館ということもあり、利用者同士の不満や電子書籍の作成、運営予算など利用者では分からない場面が映っています。

ホームレスと非ホームレスの意見対立を公共図書館の立場で、どう処理するのか悩む部分は板挟み状態と言っても過言ではないでしょう。

運営予算でも紙の蔵書を増やすか、電子書籍を増やすかで議論している場面はどの層の利用者に寄り添うか判断していると予想できます。

公共図書館として利用者を平等に扱いつつ、追加する蔵書や電子書籍確保のための予算など悩みの種は大量にあるようです。

まとめ

観光地としても有名なニューヨーク公共図書館を題材にしたドキュメンタリー映画『ニューヨーク公共図書館 エクス・リブリス』。

ドキュメンタリー映画でありながらナレーションは無く、実際に撮った映像と関係者の声だけで表現された映画です。

視聴者に考えを誘導させるカットの入れ方でどういう状況なのか想像させてくれる作品といえるでしょう。