突然のパートナーチェンジに、実は遊も反対だったのでしょう。

しかし言葉には出せず、複雑な心境だったと考察出来ます。

そんな中、街で偶然見つけた光希に惹かれていくのですが、下記の言葉の裏にはちょっとしたエピソードが隠されていたことになります。

親が自由すぎると、子どもは苦労するよな

被害者同士、仲良くしようぜ

引用:マーマレード・ボーイ/配給会社:ワーナー・ブラザース映画

名村先生との関係を秘密にしていた理由

教室

茗子は親友である光希になぜ、名村先生との関係を秘密にしていたのでしょう。

確かに教師との恋は、女子高生がひとりで抱える秘密としては心苦しいものがあります。

分ってもらえないと感じていた

光希に私のことを言っても、分かってくれそうにないと思った

引用:マーマレード・ボーイ/配給会社:ワーナー・ブラザース映画

上記は茗子のセリフです。

光希の家庭環境は明るく幸せに満ちており、自分の置かれた環境とは大きく違っています。

茗子は優しさやぬくもりを求めており、それが名村先生だったのではないでしょうか。

しかし、全てを持っている光希には自分の寂しさや人恋しさが理解してもらえないと感じていたのです。

光希との関係を壊したくなかった

失恋

先生と生徒の恋愛は批判の的になり、もしかしたら光希からも軽蔑されるかもしれない。

光希との関係を壊したくないからこそ、後ろめたい自分の行動を告げることが出来なかったのでしょう。

茗子自身も名村先生との関係はよくないことだ、と認識していたからこそ口に出すことが出来なかったのではないでしょうか。

もし、光希が理解してくれなかったら友情が壊れてしまうのです。

不安定な家庭で育った茗子は、人間関係が壊れていくことに敏感で臆病になっていたといえます。

責められるのが怖かった

茗子は名村先生との関係を話すことで、責められるのが怖かったのでしょう。

まして、親友の光希に責められるのだけは避けたかったはずです。

自分でも自身を責めていたのかもしれません。

家庭から逃れるように先生にすがっている自分、親友に打ち明けることも出来ない自分…。

自分自身でもわかっているからこそ、親友に責められたくないという気持ちが強かったのです。

茗子と光希の家庭事情が溝を作っていた

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光希の家庭がもっと不幸であったなら、光希も茗子の様子にも気がつけたのかもしれません。

しかし、楽しく恵まれた家庭に育ったからこそ「不幸な家庭」で育った茗子の気持ちに気が付けなかったのです。

茗子も幸せな光希に自分の愚痴をいってしまえば、尚更自分がみじめになることを感じていたのではないでしょうか。

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