スローソングに合わせて踊る2人の姿と「自分の人生」を生きてきたスティーブの言葉に心が温かくなる、素晴らしい伏線回収に脱帽です。
1400万605分の1の勝利
前作「インフィニティウォー」でドクターストレンジが突き止めたサノスに勝つためのたった一つの方法。
タイムストーンをサノスに渡して消滅した彼の「これしか方法がなかった」というセリフ。そしてアイアンマンを見つめる表情。
それらが全てつながったのが、アイアンマンの自らを犠牲にした指パッチンだったのです。
こちらは直近の作品にあった伏線ということで、必ず本作で回収されると予想していた方も多いのではないでしょうか。
誰もが待ち望んだ「アベンジャーズアッセンブル」
このように見事に伏線を回収してきた「エンドゲーム」ですが、誰もが気になっていたのは「アベンジャーズアッセンブル」というセリフがいつ登場するのか。
原作ではおなじみですが、これまで映画には登場する機会はありませんでした。
そんな中、満を持してこのセリフを放ったのはキャプテンアメリカ。
サノスとの最後の戦いに際し、復活を果たしたヒーロー達の登場と相まって、最も感情が高ぶる場面であったかもしれません。
復活を遂げたヒーローたち
ラストの戦闘シーンでは、指パッチンで消滅してしまったメンバーも復活しました。
MCUシリーズに登場するヒーロー達が一堂に会する場面はまさに、アベンジャーズアッセンブル。
誰もが感動を覚える素晴らしい展開だったといえるのではないでしょうか。
しかし、残念ながらその場にいなかったヒーローもいます。
ビジョンやガモーラ、ロキといった、ストーンを収集する過程で死んでしまったキャラクターが蘇ることはありませんでした。
ストーンの力で復活することができるのは、ストーンの力で命を奪われたメンバーだけだったようですね。
史上最強の敵・サノスに勝利した理由とは
タイムトラベルでストーンと仲間を取り戻したアベンジャーズたち。
サノスに打ち勝った要因は、このタイムトラベルの仕組みを発見したこと、そしてサノス打倒に向けて一丸となった彼らの知恵とパワー、これら2点に集約されるのではないでしょうか。
アベンジャーズたちに前を向かせたのは量子世界から突如戻ってきたアントマンだった
アベンジャーズの元に5年の時を経て現れたのは、量子世界に閉じ込められていたアントマン、スコットラングでした。
現実世界の5年が量子世界ではたった5時間程であったこと、そして過去に戻ることで仲間を取り戻せるかもしれないということを訴えるスコット。
最初こそ反対していたトニーも作戦に参加することを決めます。