「2」では制作総指揮も務め、より深い視点からジョンの人生を描こうとしています。彼の新しい代表作になるような超一級のアクション映画なのは間違いありません。

「ガン・フー」というアクションに注目して本作を観直してみると、今後のアクション映画の動向を探る「鍵=ヒント」が、あちこちに散りばめられている事が実感できるでしょう。

チャプター1は、ココを見逃すな!

巧妙なアクションシーンの仕掛け

チャプター1の冒頭、ジョンがマフィアの息子をクラブで見つけて追跡し始める場面は、よくある逃亡とガンアクションのシーンです。

実は、この先ジョンがマフィアに追い込みをかけられるに従い、巧妙にそのアクションが洗練され、エスカレートする伏線の役割を果たしています。

ラストの旧友(ウイリアム・デフォー)を惨殺したボスを追い詰めるシーンも、一見、よくある激しいカーチェイスと銃撃戦に見えます。

「ガンフー」の真骨頂が発揮された、その圧倒的な動作の連続性とスピード感に視覚も聴覚も根こそぎ持っていかれます!

チャプター2のアクションの見どころは?

ド派手なカーチェイスと銃撃戦のミックス!

2は、ジョンが自宅を爆破されてからの、イタリア系犯罪組織の幹部の姉を抹殺せよという司令をやり遂げるまでが、第1の見所です。

1より更にガン・アクションとカーチェイスがド派手になり、ジョンもわざわざ仕立てさせたスーツで闘うため、カンフー色が後退して見えます。

殺し屋ジョンの本領、全開!

ジョンと刺客とのサイレンサー付ガンや鉛筆、ナイフ等を用いた地下鉄や駅構内での乱闘シーンも最高にスピーディーでスリリング感満載!

ピストル一丁でジョンが、ブギーマンとしての本領をフル稼動して、ジョンの家を爆破したサンディーノを追い詰めるクライマックスまでは、正に圧巻!の一言!

思わず息を呑む場面が次々に視覚と聴覚に割り込んでくる様は1より明らかに、いい意味でエスカレートしています。

最新アクション映画制作のヒント満載

ある意味ガンフーのPR作

この映画は「ガンフー」の最高で最新のプレゼンテーション作品としての側面も充分に考慮されて制作されたのは、間違いないでしょう。

勿論一般のファンだけでなく、世界中のフィルムメイカーたちに向けて、です。

キアヌ・リーヴスのファンのみならず、アクション映画制作に少しでも関心がある人は必見!!です。

チャプター3、パラベラム10月日本公開!

パラベラムの見所は?

この10月に日本公開予定のシリーズ3作目「パラベラム」のトレイラーが公開されたばかりです。

チャプター2のエンディングで「逃亡時間は1時間」と設定されたジョンが、最大のピンチから、どのように脱出するのか?

バイクで爆走しながらの」アクションシーンは、「ブラック・レイン」(リドリー・スコット監督)でアンディ・ガルシアが日本のヤクザに追跡され殺されるシーンを想起させるような「バイクで爆走しながらの」アクションシーンがありましたね。