ヒロインの名前を「オーロラ」にすることや眠りから目覚めさせるというシーンを作品に取り込むこと。

これは「強姦神話」を意識してのことなのでしょう。

ちなみにディズニーもそのような現代の風潮をかんがみています。

近年のディズニー映画では女性が主役、活躍するものが多くあります。

ジムの行動は現代のジェンダー問題にふれる

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しばしばレイプ加害者の行為に「人生の殺人」という言葉が使われます。

今作ではオーロラがその言葉をジムに言い放ちます。

罪のない女性から一方的に人生を奪った。

そんな男性の罪の償い方を『パッセンジャー』では描こうとしたといわれています。

しかしジムのオーロラに対する償いがなされたのか、観る人によっては、この点が映画の評価を左右することになりました。

専門家と一般人の評価が分かれる作品に

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日本における評価

『パッセンジャー』の日本での評価は悪くないといえるでしょう。

大手映画情報のサイトのYahoo!映画で3.7評価(5段階中)、そしてFilmarksでも3.6評価(5段階中)を獲得しています。

主な感想に関しては映像美やジムの置かれた状況に対する理解などの意見が多いです。

アメリカにおける評価

一方のアメリカでの評価は専門家と一般人で大きく分かれています

アメリカの映画情報サイトRotten Tomatoes(ロッテン・トマト)では、評論家と一般人の評価を分けてみることができます。

一般人の評価は63%(100%中)と、日本での評価とそれほど変わりません。

しかし映画評論家の評価は30%(100%中)となっています。

理由として、ジムがオーロラに対して罪の意識を感じるシーンが、後半は特に少なかったことが挙げられています。

前半でジムの葛藤が描かれたことに対して、後半は宇宙船の爆発などの派手なシーンが多くなっています。

この構成により、ジムの罪が軽んじられたとアメリカの映画評論家には感じられたようです。

知られざる撮影秘話

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『パッセンジャー』を撮影するにあたり、ジム役のクリス・プラットは苦労したようです。

クリス・プラットは、今作では宇宙で1年もの孤独を味わう人間を演じるために体重を27kgも落としました。

加えて、宇宙船の重力発生装置が故障し無重力になるシーンでは、クリスはワイヤーに吊り上げられながら演技をしたのです。

その際、手足だけで無重力空間にいることを演技で示さねばならず肉体的にも非常に辛かったと答えています。

宇宙をテーマにしたハリウッド映画

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近年ハリウッド映画で宇宙を題材にするものは増えており、またヒットする作品も多いです。

皆さんも『インター・ステラ―』や『ゼロ・グラビティ』などは印象に残っているのではないでしょうか。