彼はもしかしたら潜入捜査官であることを秘密にしなくてはならない自分の立場に嫌気を感じていたのかもしれません。
ラスト・レースはそんな二人の立場をすべて消し去るものだったのではないでしょうか。
ワイルド・スピードに登場する主な名車
実際にアマチュアレーサー200人を採用し撮影を行った本作は、車の魅力がこれでもかというほど表現されていました。
作中で使用された車は実際に販売もされており、ブライアンとドミニクの愛車の2台を手に入れたカーマニアの映像も出たほどです。
元々ブライアンが乗っていた愛車
序盤でおとり捜査の為にブライアンが使用していた車は黄緑色の「D32型三菱・エクリプス」です。
劇中ではより加速力を出すために、NOS(ナイトラス・オキサイド・システム)を2基搭載させていました。
そのNOSに炎が燃え移ってしまい爆発してしまうシーンは大迫力でした。
本来ならこの車をドミニクに渡すことになっていたのです。
ドミニクの愛車はMATUDA
赤色の「マツダ・RX7 」は劇中序盤で活躍しているドミニクの愛車です。
ストリートレースと砂漠のレースウォーにも登場していました。
キャッチコピーが「ザ・スポーツカー」だけあって、車体は軽くエンジンの高出力などが魅力です。
ジョニー・トランの愛車
バイクでの登場シーンが多かった彼ですが、レースウォーで乗っていた愛車は黒色の「ホンダ・S2000」です。
ホンダの創立50周年記念のモデルで、F1エンジンに匹敵するほどの脅威的なエンジンが魅力です。
まさに走る為の車で、生産が終了した今でもファンの多い車となっています。
ジェシーの愛車
メカに精通しており天才的な頭脳を持つ、ジェシーの愛車は「フォルクスワーゲン・ジェッタ」です。
砂漠のレースウォーの際活躍しましたが、ジョニー・トランたちからの襲撃を受けてしまった車です。
日本ではヴェントとして有名なこの車は、V6コンパクトなエンジンが搭載されており、エンジンの軽量化を追求した車です。
ラスト・レースで活躍した名車
本作のラスト・レースは観る者の心に刻み込まれるレースとなりました。
その際にブライアンとドミニクが乗っていた名車を紹介します。
ドミニクのダッジ・チャージャー
ラストに大破してしまう父親の形見の愛車です。
大排気量のエンジン(V型8気筒)を搭載し「マッスルカー」との異名を持っています。
車好きなら一度は運転してみたい車のひとつではないでしょうか。
スーパーチャージャーを使用し900馬力が出るという怪物ですが、ラストレースで接戦を見せたブライアンの愛車も素晴らしいものです。
ブライアンのA80型トヨタ・スープラ
2JZ-GE(NA)エンジンだったが、ターボチューン化、ドミニクの工場で修理しさまざまなチューニングパーツを日本から取寄せ、完成させた
引用:https://ja.wikipedia.org/wiki/ワイルド・スピード劇中に登場する主なマシン
当初ジャンク品だったスープラですが、ドミニクの修理によってフェラーリF355GTSを完敗させます。