もしも、自分の大切な人がジェイソンと同じ目に遭っていたらネッドの行動は許せるものではありません。
仕事中に性行為したジャックとマーシーの殺害
ジャックとマーシーの殺害は、単体で考察すると1958年に起きた男女殺害の事件に結びつきます。
場所も状況も全く一緒でした。
彼らの死は一連の事件が同じ犯人であることを示す伏線のシーンとなっています。
スティーヴの車から降りてきた犯人
スティーヴの車からパメラ・ボーヒーズが下りてきた瞬間、勘のいい人なら彼女が犯人であることに気が付いたことでしょう。
スティーヴはキャンプ場の創始者の息子でもあり、今回パメラ・ボーヒーズが一番憎しみを持っていた人物ともとれます。
パメラ・ボーヒーズのことを知っていたであろうスティーヴは、殺される前の一瞬ですべてを把握したのかもしれません。
劇中の中で犯人と犯行の動機を最初に知る人物はスティーヴだった、と考察できます。
ブレンダの聞いた子供の声が伏線
劇中では子供のものと思われる声が登場しています。
その声は以前死亡したジェイソンの声を彷彿とさせる不気味なものとして描かれていました。
助けて
早く来て、お願い、助けて
引用:13日の金曜日/配給会社:ワーナーブラザース
上記はブレンダが劇中で聞いた声です。
子供のような声ですが、おそらく犯人パメラ・ボーヒーズのものでしょう。
パメラ・ボーヒーズは息子を失ってから精神を病み、自分の中に二重人格として息子ジェイソンが現れてくるのかもしれません。
この時ブレンダの聞いた子供の声は、死の間際にジェイソンが叫んだであろう声ではないでしょうか。
アリスに向けたセリフがすべてを回収する
パメラ・ボーヒーズが自身で正体を明かしてから、彼女は狂気じみたセリフを口にしていました。
犯人は精神を病んでいた
ジェイソンよりも楽に殺してやるわ
ママ、殺して!
引用:13日の金曜日/配給会社:ワーナーブラザース
上記はパメラ・ボーヒーズがアリスに向かっていったセリフです。
母としての言葉の次に、人格が入れ替わったかのようなジェイソンのセリフを投げかけています。
パメラ・ボーヒーズは息子を失ったショックから、精神を病んでいたと考察できます。
一連の殺人は、パメラ・ボーヒーズが生み出した息子ジェイソンの指示だったのかもしれません。
冷静に考えると当時の人物を殺すはず
この映画を観てなぜ、関係のない人を殺すのかと疑問を持った人もいるのではないでしょうか。
冷静に考えると、当時ジェイソンを死に追いやった関係者を殺害して復讐とするのではないでしょうか。