出典元:https://www.amazon.co.jp/dp/B07HRT1Y2S/?tag=cinema-notes-22

ジュラシック・ワールドには監督の遊び心が沢山つまっており、シリーズだからこそのつながりも隠れています。

邦題ではわからない原題にこめられた真の意味を知れば、もう一度見たくなるのではないでしょうか。

原題に込められた真の意味

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邦題の副題である「炎の王国」にかんして、国内で様々な意見が飛び交っています。

それもそのはず炎の王国だけでは、冒頭に崩壊するヌブラル島の事しかイメージ出来ないのです。

崩壊するのは人間の世界

原題は崩壊する王国という意味を持つ「Fallen Kingdom」で、Kingdomの指すものは、恐竜の世界だけではありません。

むしろ、崩壊するのは人間の世界の方です。

これまで舞台となっていたヌブラル島ですが、島は劇中で崩壊しジュラシック・ワールドは新たな局面を迎えていきます。

ラストで「ようこそジュラシックワールドへ」というマルコム博士のセリフのように、人間世界そのものがジュラシック・ワールドとなりました。

これまでの生態系が大きく崩れ、恐竜との共存という難局に立たされた人間たち。

これまで築き上げてきた人間の世界(王国)は事実上崩壊してしまったのです。

行き過ぎた科学の力が崩壊した瞬間でもあります。

もう一度見たくなるトリビアたち

「ジュラシック・ワールド炎の王国」には各所に遊び心が隠されています。ファンならずとも何度も観たくなる作品です。

知っていると作品を更に楽しめるトリビアをいくつか紹介します。

アニマトロニクスを増加し臨場感を上げている

1作目のジュラシック・パークで使用されていたロボット、アニマトロニクスですが、ジュラシック・ワールド炎の王国でも多様されています。

CGよりも更にリアルで、臨場感の溢れる恐竜が目の前に登場します。

アニマトロニクスの利用は1作目のオマージュであるとの意見もありますが、監督がリアルを追求した結果、登場する恐竜のほとんどがアニマトロニクスとなっているのです。

下記動画でもアニマトロニクスについて語られています。

 ヌブラル島で印象に残るかわいそうなブラキオサウルス

ブラキオサウルス ビニールモデル(FD-306)

ジュラシック・パークから続くシリーズの中で、ブラキオサウルスの優美な姿に感銘を受けた人も多いのではないでしょうか。

ブラキオサウルスの雄大なシーンはハラハラドキドキの劇中において、ほっと癒される瞬間でもあります。

監督によると、本作品でヌブラル島にいるブラキオサウルスは1作目「ジュラシック・パーク」で登場するブラキオサウルスと同一個体なのだそうです。

オーエンたちがヌブラル島を脱出する際に、悲痛な声を上げて炎に包まれるブラキオサウルスをみると生命に対する人間の傲慢さに怒りを覚える人も多いのではないでしょうか。

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