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【リメンバー・ミー】隠された深いテーマを徹底解説!ヘクターとデラクルスの対比から「夢」の追い方を考えてみる

出典元:https://www.amazon.co.jp/dp/B07D3Z7RQK/?tag=cinema-notes-22

ピクサーによる傑作リメンバー・ミーは、大切な人を失った人へ希望を与える映画であり、生きている私達に大きなメッセージを残します。

ヘクターとデラクルスの夢の追い方に注目しつつ、作品に秘められた深いテーマを考察していきましょう。

生き物が避けては通れない「死」への考え方が大きく変わるかも知れません。

ヘクターの夢は犠牲の上に成り立つ物じゃない

COCO リメンバー・ミー - Guitar/ポスター 【公式/オフィシャル】

ヘクターはミュージシャンになるという夢の為に家族の元を去ってしまいます。

しかし彼は家族への愛を忘れた訳ではありませんでした。

ヘクターの夢の追い方にも、隠れたメッセージが込められています。

ヘクターは家族への愛の方が大きかった

ディズニー MYSTERY MINIS ミステリー ミニ リメンバー・ミー シリーズ1 フィギュア ヘクター

ヘクターは、自分の夢を追うために家族の元を離れてますが、家族への愛を忘れさ去ってしまうことはありませんでした。

自分の夢を叶えたいと願う一方で、大切なものを見失ってはいなかったのです。

時として人はどんなことをしても夢を叶えたいと願うものですが、ヘクターは自分の夢には犠牲がつくということをしっかり理解出来ていたのです。

自分の選択肢が間違っていたことに気づいたときは、時すでに遅しでしたが。

本当に歌が好きだからこそ心に響く歌が作れた

ヘクターの作ったリメンバー・ミーは、素朴で素直な歌詞が心に響きますが、歌が本当に好きだったからからこそ、偽りない歌が作れたのかも知れません。

ヘクターは「ミュージシャンになって有名になりたい」というより、大好きな歌を歌いたいという胸懐だったとも考えられます。

それゆえ彼は、家族あっての自分だということにもう少し早く気が付くことが出来ていたら、幸せな人生を送っていたのかも知れません。

ヘクターは家族を捨てた罪に問われている

劇中でヘクターは自分の夢の為に大切な人達を傷つけてしまいます。

それが本心ではなかったにせよ、ヘクターは罪を犯してしまったのです。結果ヘクターは罪悪感を感じつつも、生前に愛する家族の元へは戻れず、死者の世界でも苦しみます。

  • 愛する人を傷つけたら、いつか自分にも同じことが起こる
  • 自分勝手に夢を追うことは、時に大切なものを失うことにもなる
  • 大切なものはいつもそばにある

夢を追うことは素晴らしいことです。時には夢中になり周りが見えなくなることもあるでしょう。

しかし大切な人を捨て夢を追う行為は本当の幸せと呼べるのか……観るものを考えさせる生き方です。

デラクルスの夢は犠牲の上にこそ成り立つ

ディズニー MYSTERY MINIS ミステリー ミニ リメンバー・ミー シリーズ1 フィギュア エルネスト・デラクルス

リメンバー・ミーの劇中で悪役として描かれているデラクルスは、夢を実現したスーパースターです。

しかし彼の成功は本物の成功とはいえませんでした。

音楽よりも名声が欲しかった

デラクルスは心から歌が好きというよりは、有名になってちやほやされたいという夢の持ち主です。

それを象徴しているのが、ヘクターの歌を大衆に受ける歌に作り変えている点です。

デラクレスの「リメンバー・ミー」はただ受けのよい歌になってしまったのです。

他人を犠牲にしても叶えたい夢

デラクルスは劇中で「チャンスを掴め」といっていますが、この裏には犠牲を払ってでも(人を殺してでも)夢を掴めという心境が隠れています。

夢を叶える為、多少の犠牲は致し方ないと感じることもあるでしょう。

しかしデラクルスは夢への欲が暴走し、夢を叶える手段が極端に偏ってしまいました。

ヘクターとデラクルスの違いは家族への愛情

ヘクターとデラクスルの夢(ミュージシャン)の追い方は、全く違います。その差は家族への愛情の在り方にあります。