しかし、アンブリッジのマグル迫害の本当の理由は彼女の性格ではなく、彼女の出自です。
彼女は半純血で、両親間の仲は非常に悪かったのです。
結果、魔法使いの父親とアンブリッジ、マグルの母親とスクイブの弟、と家族が別れました。
こうして、アンブリッジは徹底的なマグル嫌いになったのです。
ファン必見!ポッターモアとは
アンブリッジのストーリーはハリーポッターシリーズでは明かされていません。
これは「ポッターモア」というJ.K.ローリングのコラムや書下ろしストーリーが読めるサイトで公開されました。
2012年から日本語版も公開され、サイト内ではホグワーツの組み分けを体験できたり、グッズの販売もあります。
まさしくハリーポッターシリーズのファンにはたまらないサイトです。
不死鳥の騎士団の見所と裏話
ヴォルデモートの多彩な魔法をみられる唯一の作品
本作の魅力は何といっても、終盤の魔法使い同士の激闘といわれています。
「不死鳥の騎士団」対「死喰い人」の対決。
そして作中最強の魔法使いダンブルドアとヴォルデモートが直接対決をした、シリーズ唯一の作品となります。
ヴォルデモートが圧倒することはあっても、作中魔法を使って交戦したのは、ダンブルドアとハリーのみです。
実はあの人は降板していたかもしれない
ファンの間では知られている裏話があります。
それは、本作を機会にハーマイオニー・グレンジャー役のエマ・ワトソンは降板を考えていたことです。
理由は、ハリーポッターシリーズの撮影のスケジュールがあまりにもタイトであったからです。
けれども、自分以外がハーマイオニーを演じることが想像もつかないという、役へのこだわりから降板を取りやめました。
物語のカギとなる予言の存在
なぜヴォルデモートや「死喰い人」はハリーを神秘部におびき寄せたのかわからなかった方も多いと思います。
これはヴォルデモートがトレローニー教授の予言を直接聞こうとしたからです。
予言自体の存在は、ハリーを襲い、そして自身の肉体が消滅する前から知っていました。
しかし、改めてハリーを倒す手がかりとするために、直接予言を聞こうとしたのです。
ヴォルデモートや「死喰い人」との本格的な戦争が始まる本作は、魔法が飛び交う戦いが楽しめます。
また、ドローレスのサイドストーリーも知ったうえで観ると別の魅力がみえてくるかもしれません。