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世界中で大反響の婚活サバイバル番組、バチェラー。
20人もの女性が1人の男性を奪い合う構図は、アメリカ発祥ならではの斬新なエンターテイメントとして日本でも話題となりました。
日本版シーズン1のバチェラーは、実業家の久保裕丈。
ラストでは蒼川愛と森田紗英、どちらを選ぶのか悩み抜き、蒼川愛にローズを渡しました。
蒼川愛を選んだ理由は?そして、一途な森田紗英が選ばれなかった理由は?
久保裕丈がどのように考え、結論を導き出したのか、一緒に考察していきましょう。
映像から読み解く久保裕丈の性格
まずは、久保裕丈の人物像にスポットライトを当てていきましょう。
バチェラーを見ていた人は、彼の複雑な人柄にヤキモキする場面もあったのではないでしょうか。
エンターテイナー
久保裕丈は女性を喜ばせたり、気を使ったり、ワクワクさせることに長けたエンターテイナーです。
絶やさない笑顔が女性の心を惑わし、舞い上がらせてしまったり、不安を煽ったりしていましたね。
そして、女性が精神的に不安定になればローズが渡されず、脱落していきました…。
恐らく彼は、常に「バチェラー」としての仮面を被っていたのだと思います。
実業家として成功するためにも、こうしたカリスマ性を感じさせる要素は欠かせません。
どんな時も周囲の状況を考える人柄ゆえに、素の自分が出せる関係性を求めていたのではないでしょうか。
実際に、バチェラー終了後の蒼川愛とのデートは、部屋着に寝ぐせという正反対の姿ばかり見せていたそうです。
自身を「商品」だと語る
本編では語られていませんが、久保裕丈は自身を「商品」だと考えているそうです。
自分を選ぶために「時間や経験を割く」という決断をしてくれた女性達のため、自身の価値を高めようとするのです。
こうした彼の考え方を理解し、盲目にならない女性を見極めているのかもしれません。
良くも悪くも優しい
ローズセレモニーでは、脱落者に対しても丁寧に対応しているのが印象的でした。
また、どの女性と過ごす時も笑顔が眩しかったですね。
彼は良くも悪くも優しい性格の持ち主。でも、女性と一定の距離を保ちます。
女性側が依存的になって追いかけると、たちまち彼は心を閉ざすのです。
彼は「優しさ」に甘えすぎない、適度な自立心を持った女性を求めていたのではないでしょうか。
蒼川愛と森田紗英の「嫉妬心」への対応
次にラストに残った2人の女性、蒼川愛と森田紗英を比較・分析していきましょう。
蒼川愛も森田紗英も、「嫉妬心」と向き合う場面がありました。