子供は観てもいいけれど、親が許す範囲で観るべき映画ということです。
本来は子供向けに執筆されたシリーズですが、本作品は少々内容がダーク過ぎると決断されたのです。
原作に語られているクラウチJr.の脱獄
映画のキーパーソンであるクラウチJr.ですが、脱獄不能なアズカバンをどうやって脱獄したのか気になります。
前作ではシリウスが動物もどきとして脱獄していました。
母親が脱獄補助
クラウチJr.の脱獄には何と母親が加担していたと原作に描かれています。
命がもう少ないと分かっていた母親がポリジュース薬でお互い姿を変わり脱獄した
引用:https://ja.wikipedia.org/wiki/ハリー・ポッターと炎のゴブレット
母親が身代わりとなったのです。
しかしアズカバンは脱獄不可能といわれているにも関わらず、すでに2人も脱獄しているとは……。
劇中クラウチは息子と気が付く
劇中でクラウチが、マッドアイ・ムーディが息子だと気づいた瞬間が分りましたか?
それは、対抗試合の最中にハリーと話している時です。
マッドアイ・ムーディが、息子の癖である舌なめずりをしたのです。
その時、クラウチは一瞬変な顔をしています。
マッドアイが飲んでいるのがポリジュースであることも気が付いたことでしょう。
ファンタスティック・ビーストで明かされるナギニ
劇中でハリーが観る夢の中に登場している蛇(ナギニ)は、元は女性でした。
ハリー・ポッターシリーズのスピンオフ作品「ファンタスティック・ビースト」で彼女の存在が語られています。
呪われた血で蛇となった彼女を、誰よりも傍におき大切にしているヴォルデモート。
炎のゴブレットで初登場のナギニですが、今後のシリーズにおいて重要な役を担ってきます。
もっと詳しくナギニを知りたい人は「ファンタスティック・ビースト」をチェックしてみてください。
最高傑作と称された映画
シリーズの4作目である本作品はこれまでのカラーを一新し、かなりダークな作品に仕上がっています。
同時にシリーズ上最高の作品であると絶賛された作品でもあります。
巧みに隠された伏線を読み解きながら、もう一度ヴォルデモート復活のシナリオを味わってみてはいかがでしょう。