制作スタッフの並々ならぬ努力を感じます。
世界的な博物館を再現するためにアメリカを離れ、カナダのマンモス・スタジオ(バンクーバー)を利用しています。
無から生まれた博物館は圧巻の仕上がりでした。
オリジナルのキャラクターも生み出した
劇中に登場したアクメンラーは実在しない展示品です。
しかし実際の展示品にあってもおかしくない存在感があります。
続編の2・3へと続く重要なキャラクターなので、あえてオリジナルのキャラクターを作り出したのです。
映画スタッフによって、歴史に巧妙に埋め込まれたキャラクターではないでしょうか。
撮影チームの苦戦
博物館という舞台を再現するのに苦戦したスタッフですが、苦労はさらに続きます。
ナイト ミュージアムの見所のひとつにジオラマ世界の人物達が動き出すシーンがあります。
これらは視覚効果(VFX)を使用したもので、俳優の動きにCGをプラスし作られています。
しかし、ジオラマサイズの模型と俳優の組み合わせは、少しのずれも許されません。
膨大な時間と集中力を費やし撮影されたのです。
ナイト ミュージアムには魅力が一杯
「ナイト ミュージアム」が平凡なコメディ映画に終わらなかったのは、ファンの心をわしづかみにする魅力が詰まっているからです。
実在の人物達が活躍する
歴史好きな人達を魅了しているのは、歴史上の有名人が動き出しコミカルな会話を繰り広げる点です。
本の上でしか知らない彼らが、等身大で登場し親近感のわく行動をとっていきます。
映画を観ると、もしかしたら劇中で演じられているような面白い人物だったのかもと錯覚するほどです。
時代を超えた有名人たちの競演に胸が躍ります。
好奇心と空想が魅力
上記の動画でショーン・レヴィ監督は、50秒辺りの映像から映画の魅力を語っています。
「好奇心と空想」を主軸にしたことが、多くの人の心を奪ったのでしょう。
子供の時に持っていた好奇心と空想力は、大人になるにつれ減少してしまいます。
本作品はそんな忘れてしまった好奇心と空想力を思い出させてくれる作品なのです。
主人公のだめっぷりが魅力
本作の魅力を語る上で主人公のだめっぷりは欠かせません。